「58歳役職定年制度」

新しい人事制度がこの4月からスタートする
58歳で部長職にある職員は、部長職を退いて、
外郭団体に参事として勤務するようになるというもの
今までの専門分野ではなく、
全く畑違いの分野での勤務となり、勿論役職手当なし
今年は8名が、来年は3名が該当するという
去年の12月に内々に伝えられてたそうだ


定年退職まであと2年、
これまでの経験と知識の集大成を存分に発揮しようと
考えていた部長にとっては、晴天のへきれき、大ショック
家族にも話せず、
正月をもんもんとして過ごした方もおられたようだ
2月に対象者の意見を聞く場もあったが、
既に新制度の説明文書が用意されていて、
今更言ったところで、詮無いことと思って、
皆押し黙ったままという


この役職定年制度は、前市長の時代に作られたものであるが、
一度は実施したものの対象者が少なく、成果も無かったため
取りやめになったいきさつがある


それが、この4月から急に復活する
人事については、議会の口をはさむ余地はないが、
今頃急に何故、どうしてと考えてしまう
せめて、一年後にするとか猶予期間があったほうが、
当事者も心の整理がつくのではないか


「若返りで活性化」が理由らしいが、
このごろの60歳は、まだまだ若いよ!
対象者が前中本市長に登用されており、
中本色を一掃する為だ、なんて憶測もあるが
本当のところはどうなんだろう・・・


部長の失意の心中は察するにあまりある・・・