「奈良県市民オンブズマン総会」
6月16日に、奈良県市民オンブズマン10周年記念講演と総会があり
会員である私も参加してきました。
奈良県下のオンブズ組織は
奈良市、橿原市、王寺町、生駒市、大和郡山市、
天理市、五条市、御所市、桜井市、川西町、香芝市
の11自治体にあります。
それぞれの地域で、情報公開や住民監査や住民訴訟を行い
公正な政治、行政の運営を目指す市民団体です。
このたび、オンブズマン全体の統一行動として
県議会議員の政務調査費について調査を始める事になりました。
オンブズマン組織の「見張り番」が、
府議に支給された調査費の一部が目的外使用として
返還請求を求めました。
3億4100万円が外部監査により目的外使用と認定されました。
奈良県では県議一人当たり、年300万円、
別に会派に対して一人当たり年60万円交付されています
つまり県議一人に年間交付される政務調査費は年360万円です。
使途の収支報告書の提出義務はありますが
領収書添付の義務はありません。
収支報告を裏付ける領収書がないと
正確さに欠けると思われても仕方ないのではないでしょうか
こんどの一斉調査によって
どのようなことが明らかになるのか注目です。