「新病院整備専門委員会」

23日開催の、この委員会を傍聴した。
委員の大半が多忙な医師なので
その都合に合わせて始まったのが晩の9時である
会が終了して、市役所を後にしたのが午前0時半ごろだった。


そのような遅い時間にも関わらず
傍聴者は市民が5名ほど、議員が9名(内新人議員5名)、あとマスコミ各社
議員の数が多いのに驚いた、皆の関心の高さが伺える


医療機関との交渉が破綻した事を受けて
どのような提言が出されるのか、非常に気になるところである
もう既に新聞で報道されているので詳しくは載せないが


当該予定地である野村證券跡地の周辺まで敷地面積を拡大して
病院規模を大きくしたり、新たな候補地として
東生駒駅周辺(購入価格は33億円、借地方式もあり)が加えられたり
市直営方式も最終的には選択肢のひとつになったりと


新病院設置にかかる財政規模が拡大傾向にある印象がした


病院が欲しいのは誰しも同じ、理想的な地域医療が実現できればと思う、
しかし財政負担も大いに気にかかるところである。


数ある行政施策の中で、医療行政に突出して市の財政を投入してよいものか・・・
多大な財政負担ともなれば、他の市民サービスや行政施策にもしわ寄せはいくだろう


もっと詳しい生駒市の実情に即した財政シュミレーションで
具体的な数字をあげて説明してくれなければ
新病院を作るといっても、財政的には益々不安が増すばかりである。


新病院設置特別委員会に所属するようになってから
より一層、病院事情に関心を持ち、あれこれ資料に当たるうちに
ますます、その困難さを痛感するようになって苦悩する


私でもこれだから、市長の心中はいかばかりかと思う。


前にも述べたが地域医療は奈良県にも大いに責任がある、
県として小児科2次医療、救急医療がこの地域で欠如しているのを
どう考えるのか。


生駒市民は奈良県民でもあるんだよ!