「枚方市長逮捕」

以前のブログでも記事にしたが
とうとう中司市長が逮捕されてしまった


彼が市長になりたての頃ある環境イベントで出会い、
その清新さ、環境に対する熱意、気取らない人柄に
こんな人が生駒市の市長だったらと、憧れたものである。


だからこの談合事件が発覚した当初は
きっと腹心の部下に、裏切られたのだと思っていた。
副市長を信頼し過ぎてマル投げしていた甘さはある、と見ていた。


ところが、ここのところの報道によれば
市長が副市長に、業者の意向に沿うように指示していたという
指示した理由は、複数の土建会社の顧問を勤める某市議に、
工事の利権を奪われる事を恐れたからだという。


某市議と市長は市政運営で対立する「政敵」であり、
談合に関わって逮捕されている府議(市長の盟友)とこの某市議も「政敵」の関係で
ある。


共通の政敵である某市議を排除するために、市長と府議会議員が組んで
このたびの談合事件をおこした。


この府議は建設会社を経営しており、某市議は「政敵」でもあり「商売がたき」で
あったかもしれない


また副市長は有力な政治家の仲介もあって、
市長により異例の昇進をとげ10万円余りの商品券を送っていたという。
引き立ててもらった恩義があるから、理不尽な指示も断れなかったともとれる。


これらの新聞報道が事実なら、なんともはやドロドロだ


今回の談合事件には無関係であるが、
複数の土建会社の顧問をしている某市議も、スッキリしない
この某市議と府議公共工事の利権を巡って、勢力を二分する存在だという


こういう事件が起こるたび、議員本人や親族の関わる企業が、
自治体の公共工事を請け負う事や、納入契約、委託契約を結ぶ事を
禁ずる手立てが必要だとつくづく思う。


ー李下に冠を正さずー


だから生駒市にも「政治倫理条例」があればと思う。