「全員協議会にて」

今までなら中旬頃になる議会運営委員会も全員協議会も、
9月議会からは日程を早期に周知する為に
8月早々の開催となった。


「9月定例会日程(案)」


9月7日(金) 開会、一般質問
  10日(月) 再開、一般質問
  11日(火) 再開
  12日(水) 都市建設委員会・市民福祉委員会
  13日(木) 環境文教委員会・企画総務委員会
  21日(金) 閉会


これは「案」なので変更の可能性有り、9月4日に確定。
会期中に、特別委員会や議会改革検討部会が開催される予定
(日時はまだ決まらず)


「案」とはいえ、一ヶ月前に定例会日程が発表されるようになったのは
大きな前進だ。(以前は約2週間前に日程が示されていたと思う)


今日の協議会では2件の大きな事案があった


ひとつは新病院設置に関して


生駒市は最大274床の規模の新病院も視野に入れていたが、
近大病院から100床を希望する事前協議が出された。
増床される分野は
心臓血管病センター、周産期・新生児特殊治療センター、難病治療センター、
悪性新生物治療センター、その他


近大は生駒市内の病院であり
これらの医療体制が拡充されるのは、有り難いが
これで新病院の病床数は最大174床となり
大きな病院は望むべくもなくなったのではないか、
これでまた新病院設置の条件が変わってきた。


あとひとつは、前市長による横領事件
(まだ、あったのだ!)
生駒市の事業が「緑のデザイン賞」を受賞し、
賞金を約一千万円獲得したのであるが、
その賞金を中本氏が着服していたという(平成13年)


この件については生駒市刑事告訴はしないという
理由は、すでに利息を添えて約1300万円賠償金を支払っている事。
一連の事件で既に社会的制裁を受けている事。
本人から謝罪表明の文書が送られている事。


なんだか手ぬるいという気がしないでもないが、
それにしても、あいた口がふさがらないとはこのことだ、
もっと他にあるんじゃないかと、思わず勘ぐってみたくなる。


山下市長はこれに留まらず、
噂のある件については全て調べていくと言う。
内部告発がないと、なかなか事件は明るみにでない、
法令順守条例で内部告発者が保護されることとなったので、
また驚愕の事実が発覚するかもしれない。


中本 前市長は、奈良県自治体首長の中でも有数の資産家であった、
その資産形成の一翼を担っていたのが、生駒市だったのだ。


でも欲張りは、結局損をする。


今、彼は一体どんな心情なのだろう・・・・