「今日も今日とて市民相談」

朝夕は秋の涼しさでさわやかであるが、
日中の暑さといったら!相変わらずの厳しい残暑。


そんな中、生駒市公共工事により周辺家屋に被害発生。
という相談があったので、現場を見に行った。


工事場所直近の石垣の塀には見たところ異常なし、
ところが塀の内側、家の敷地に入るとコンクリートには
大きな亀裂と、断層があった。
家人の話によれば、小さな亀裂は前からあったが、
今回の工事によりひどくなったという。
工事の途中で異常に気づき、作業をしている人に伝えたが、
何の対応も無く、工事は最後まで進められた。


とりあえず亀裂と断層にはコンクリを流し込んで、応急手当をして、
後で詳しく調査して補修方法を決めると担当者はいうが、
コンクリを流し込むと固まって原因調査がしにくくなるのではないかと、
家人が伝えると、コンクリ注入変更。


それがまた家人の不信を誘う。


大きな亀裂と断層が表面化している地中では、
何か家を傾かせるほどの異常が起きているのではないかと
不安の種は尽きない。


こういった場合、亀裂と断層が工事作業に起因すると証明するのは
家人の方なのか、しかし証拠写真などはない。
不安を訴えられた段階で、
状況写真を現場の作業者も撮ったほうが良かったのではないかと思う。


見たところそんなに大きな工事でもないのに、
思いもよらない影響が出てくる。


今後生駒市も調査を始めるが、家人の不信を招かないように
丁寧な説明と、明確な補修方針を家人に示してくださるものと思っています。


(私も念押しでお願いにいきますが、こういう方面の知識は皆目無いので
心もとないことです)