ウチのツレ

ここ2〜3日ツレは体調を崩し、病に臥せっていたが
そうはいっても勤務の為、今日しぶしぶ出勤。


ここ数年ツレの体調は思わしくなく、
2年前には脊髄大手術をした。
そのあとも、あちらが悪いこちらが悪いと
心もとないことばかり言う。


先日の健康診断結果をごちゃごちゃ気にしていた、
こちらも事務に追われ半分うわの空で聞いていたが
あとで検査結果報告書を読んでびっくり、
なになに、動脈硬化、高血圧、脳梗塞高脂血症
境界型糖尿、腎臓結石、それにメタボに出バラ。


ちょっと大げさなんじゃないの、と思ったけど
本人はすっかりその気になっちゃって、
「俺はもう長くは無いんだ」と悲壮感漂う。
最近同じ事を繰り返し言う場面があって不安倍増。


なんか私もだんだん可愛想になってきて、
これは早めに仕事を止めないと、
平均寿命も全うできんなという気がしてきた。


我が家はまだ親がかりの息子がいて大きな学費がいる
出来れば息子が一人前になるまで頑張って頂戴よ
と言いたいが、今まで子どもの運動会にも
ろくに来れないほど働きずめに働いて
定年後のフリータイムも楽しむことなく
このまま仕事中に倒れてしまったら、
それこそ後々まで悔いが残るではないか。


このごろ髪の毛まで薄くなってきたツレを見ていると
「可愛想、もうのんびりさせてあげたいなー」
といういたわりの気持ちで一杯になってくる。


定年までまだけっこうあるが、どこかで早めに決断して
退職した方がいいだろう。
年金までまだ遠いし、私も任期が切れる3年後は
失業してるかもしれないが、もういいや。
そのころは息子も卒業しているし、
今まで育てた息子に少しは面倒みてもらお。


人間も半世紀以上経つとやっぱり故障が出てくる。
でもツレの体調不良の一番の原因はやっぱり「肥えすぎ」
だと思うけど・・・


面白いお医者さんがいて「お前はもう死んでいる!」
と言われたそうな。ツレは酒もタバコもやらないので
それでかろうじて生きながら得ているらしい。


仕事やめて、趣味やボランティアや土いじりや「家事」
なんかやりだしたら、よみがえるんじゃないだろうか。
どう考えても「あの世」に行くのは早すぎる。