献血ショック

今日、市役所玄関前に献血車が来ていて、
献血を呼びかけるアナウンスも数回されていた。
献血受付では順番を待つ人達が数名待機していて、
一般市民もさることながら、
市職員と思われる人達が多数見受けられて
職員の善意があふれていた。


私は少し躊躇したが(やっぱり、注射痛いし・・)
A型の血液が特に不足しているというアナウンスを聞いて
これはA型の私としては見過ごすわけにはいかないと決心した。


30分ほどかけて思った以上に詳細な問診をクリアし
血圧を測定し(全く問題なし)
最後は少量の血液を採取して(やっぱり、注射痛ーい)
試薬のなかに数滴血液をたらして比重を見る。
血液は試薬の中ですぐに浮いた、
あれー、これってもしかしたら・・・


担当者が申し訳なさそうに、
「せっかくですが今回は献血出来ないですね、
血液の比重が軽いのです。」と言う。


えーっ、そんなあ、これだけは自信あったのに、なんで!


担当者の説明では比重が軽いから貧血というわけでもなく、
その日の体調が悪かったりすると、比重が変化するという
でも今日は私としては体調がいい方なんだけど・・・
比重は体重にも関係ないらしい、
400ミリリットル採血の場合は体重50キロ以上が条件で
これはもう十分すぎるぐらい体重はあるのに・・・


せっかく今日献血で、一日一善 積めると張り切ってたのに
すごすごと引き上げた、
献血もしてないのにボールペンを頂いて恐縮だ。


献血できなかった人用の資料も下さった、
資料によると6.5人に一人は、
私のように献血できない人がいる。
一般的に、血液の濃さは赤血球の数に関係あり、
赤血球の数が多く、
赤血球の中のヘモグロビン量の多い人の血液ほど
血液比重が高くなり、
赤血球の数が少なく、ヘモグロビン量が少ないと、比重は低い。
一般的に男性より女性の方が血液は薄いそうである。


血液が薄い、髪が薄い、頭(の中身)が薄い・・・・
なんとなく「薄い」っていうのはマイナスイメージで
やっぱり私って、ひ弱なのかなと、
意外な一面に驚いた次第である。