棚田クラブ作業

今朝久しぶりの西畑棚田クラブでの作業に参加、
前夜は雨も降り、午前中は曇り空だったので
暑いことは暑いがまだマシなほうだった。


今日の作業は草抜き
ハイキングコースにもなっている道から見える花畑は
ビューポイントにもなっているが、
雑草が生い茂り、花が雑草に埋もれている状態だった
5名で雑草を抜きスッキリして美しい花畑がよみがえる。


でも雑草はたくましいからいつまでもつかねー


イノシシ除けの網にも雑草のつるがからみつき、
茶色く枯れてクモの巣が張ったりしている。
イノシシ除けという役目には支障がないものの
景観という点から見ると、これも美しくないので
ひとつ、ひとつ除けていく。


棚田クラブ代表が言った言葉
「我々の一番の目的は美しい景観を創造、保全することです。」
を思い出した。


棚田クラブ作成のビオトープも見せてもらった
すぐ横の川から水を引いており、水が入れ替わっていくせいか
たまり水なのに綺麗だった。
気をつけないと、もぐらが土手に穴をあけるので
水が抜けることもあるという。


植えてもいないのに、小さい睡蓮のような花が一杯咲いていて
ビオトープ池の真ん中には島もあり、自然に白い花が咲いていた
かえるもトンボも一杯だ。
子供達の自然教室では大変喜ばれるという。


なかなかここまでにするのが大変で、
素人の作業で試行錯誤を繰り返しながら
やっと出来たという話を聞いた。
すっかり感心してしまう。


もっと感心して驚いたのが間伐作業、
作業現場は見上げるような急斜面、
大木を残して見事なほど綺麗に下草や余分な樹木を間伐してある、
この急斜面で一体どうやって作業したのだろう、
聞いてみるとロープを張ってそこにつかまったり、
ロープで体を安定させて作業をするらしい、
たまには山すその川に転落するようなこともあるそうだ。


この秋から間伐作業の見習いをしようと思っていたが、
このドンくさい私にできるやろかと考え込んでいたら
「女性は間伐した枝を集める作業がありますから」といわれた、
でも出来れば間伐をやってみたい。(安全な場所で)


この地域の里山は竹もあまり生えていないし、
立ち枯れしている樹木も見当たらず美しい山に見える。
でもやはり間伐は必要だということで、
間伐作業地域をどんどん奥まで広げていって
遊歩道も整備したいということであった。


今問題になっている高山第2工区の荒れた里山を思う、
第2工区もここのように整備保全できたらいいのに・・
でもこことは比べ物にならないくらい広大な里山
こういう作業は多くの人手を必要とする、
いつか第2工区も里山保全作業が始まったら
沢山の人が駆けつけてくれるだろう。




そんなこんなで作業2時間あまりで終わり。
帰宅して家族と共にありあわせの昼食をとり、
さあ、事務に取り掛かるかと座ったとたん強烈な睡魔に負け
心ならずも昼寝。(あー、もう時間が時間が無いというに)


明日は午前中は議会、午後はハートサロンで
奥様方は病院問題について大変関心が高いので現在の状況を
しっかり分かりやすく伝える準備をしなければ・・・


あー、今レスリングの浜口京子が負けてしまった!
金メダルの道が絶たれた、後は銅メダル3位決定戦に望みをつなぐ。
同じ「京子」だけに浜口選手を応援していた、
それにあれだけ素直にアニマル父さんの期待に応えようと頑張る姿に
心打たれる。あー残念、残念、銅メダル取れますように。