議員の活動報告紙のあり方

今日全員協議会で、
ある議員活動報告紙に対して苦言が呈された。


おそらくは政務調査費を使って
発行されるであろう報告紙であるだけに、
信頼性が要求されるものであるが、
くだんの報告紙の内容は、事実誤認の箇所があり
個人の名誉毀損の記述、他の議員の活動成果を
さも自分の成果のように記述している、というもの。


私も「みどりの手紙」という活動報告紙を
今まで自費で毎年4回発行してきた。
(最近は少々サボり気味)
議員という立場と市民対象のミニコミ紙ということで
出来るだけ事実に即して正確に書いているつもりであるが、
三者が厳密に点検し出したらどこかでボロが出るかもしれない。


きょうの話で他人事ではなく自分の紙面も気をつけなければ
と襟を正す思いだった。


個人の名誉毀損に当たるような記事については
これは最も避けるべきことである。
個人を特定して批判することはこの世界ではありがちではあるが、
批判によるイメージ低下は選挙にもかかわってくるので、
慎重の上にも慎重を期して、
それ相当の重みを感じて批判記事に臨まなければならない。


今回問題にされたのは明らかに個人が特定されたうえ、
真偽のほどの確かめようが無いのに
虚偽報告と断定した記述があったこと。


数ヶ月前に発行されたこの活動報告紙を今更ながら読み返してみると
やはりこの記述はやりすぎだと思う。
もし、私がこの特定された個人の立場だったら
即、訂正記事を求めるし、
聞き入れなかったら知り合いの弁護士に相談して
法的手段に訴えるかも・・・


それか日にちが経って当初の怒りもどこへやら
もー、どうでもええわ。勝手にしろーとほったらかしてしまうか・・・


自由だっー!


私は「みどりの手紙」では議員個人を特定できるような批判文は、
気が弱いので、とてもよう書きません。
それに批判文を書く必要もあんまり感じないしね。


自画自賛は別にそれほど厳密に考えなくても、
私のお陰で成果が上がった!と自分で思ったら
「私の頑張りでこれだけのことが実現しました!」っと
華々しく書きたい人は書いたら良いんじゃないだろうか。
選挙前になるとそれこそ自画自賛のオンパレードになるのだから・・


昔「私のおかげで北のコミュニティセンターが建ったのよ!」
と豪語する女性議員がいたのでびっくりした事がある。
センターが建ったのは皆の税金のお陰じゃないかと
心ひそかに思ったものだ。


私は選挙前は別としてあんまり「私はやりました!」なんて表現は
しない。(ま、実際誇れることなんて無いせいもあるが)


今日の全員協議会は思わぬテーマで議論が伯仲した、
本当につくづく感じたね、
議員とはなんと個性豊かな人々の集まりであろう。