停戦とはいうものの

もうすぐオバマ新大統領の就任式、
日本時間では夜中の一時半からなので、
ちと見るのが辛い。
でも世紀の瞬間なのでアメリカ国民ならずとも、
ライブの興奮を味わいたいものだ。


しかしこの時期に米大統領になるオバマさんは
本当に大変だと思う、超人的な才覚がないと乗り切れない。
でも、彼ならやってくれるかもしれないという期待がある。


さてイスラエルが一方的停戦に踏み切り、
ハマスも続いて即時停戦に踏み切ると発表し
ガザ情勢は一応収束の方向に向かいだすのではないかと思う。


パレスチナ人の死者は1300人を超えた、
イスラエル人死者は13名。
攻撃が中断されても、瓦礫の下から遺体が見つかり
パレスチナ人の犠牲者数はどんどん増える。


また完全に停戦となったわけでもなく一方的停戦表明後も
ガザ地区で8歳の少女ら2名がイスラエル軍に撃たれて死亡した。


イスラエルオルメルト首相は
パレスチナ人の苦悩はハマスが招いたものだ」とガザ住民に訴えた。


(あんたにはそんなこと言われたくない)


1300人と13人、
沢山殺した方が罪が重いに決まっているじゃないか。


ハマスがロケット弾をイスラエルに打ち込んだから
反撃したとイスラエルはいうが、ロケット弾攻撃以前の6ヶ月前から
ガザ攻撃の準備を進めていたのだ。
しかもイスラエルは停戦期間中もずっとガザを封鎖していて
生活物資や食料品、医薬品が慢性的に不足していた。
そして、その昔パレスチナを分断する為にファハタに対抗するハマス
イスラエルが支援してハマスを強化した。


手作りのロケット弾を発射するハマスとは比較にならないほど
イスラエルは悪質だ。


国連施設や職員を攻撃したり、白りん弾を市街地で使用したり
避難場所の学校を攻撃したり、パレスチナ人を建物に押し込めて
攻撃したり、沢山の市民や子どもを標的にしたり・・・
ぜひとも調査をして国際法廷でイスラエルの罪を
明らかにしなければならない。


この2月にはイスラエルで選挙がある、
もし強硬派の野党リクードが第一党になってネタ二ヤフでも
首相になったら、もっと激しい戦闘開始になるかもしれない。
もうそうなったら、イスラエルは終わりだね。