生駒市長選のこと

「山下市長と語る会」今日、北コミュニティセンター
で午後6時から開催された。


400名会場に参加者50人余り・・・淋しい。
前回セイセイビルで開催された時も50名余り。
大丈夫だろうか、山下さん・・・


10日、第三の候補が遂に名乗りでた。
溝川悠介氏、大阪府立大学名誉教授65歳。
挙母体は「学研高山開発反対・病院実現・くらしと
福祉を守るみんなの会」という長い名称の市民団体。


ご本人はきっと善良で生真面目な方だと思う。
新聞写真で拝見しても人柄のよさが感じられる、
その上、元大学教授だもの市長候補としては申し分ない。


だけど、こんな間際になって出馬表明なんてあまりにも
遅すぎはしないか。
山下、樋口候補とは知名度において落差が大きい、
これから知名度をあげるには時間が少なすぎる。


とはいえ溝川氏の選挙母体の士気は高い
決起集会?らしき会合は100名程参加者があり
それぞれが積極的な行動派というから、この出遅れ分も
かなり挽回するかもしれない。


おそらくかなりの得票数を上げるのではないか。


溝川氏も山下氏と同じく新病院推進を公約に上げている
(樋口氏は新病院には否定的)
病院推進派が二人でて票を取り合う。


先日「どうする生駒の新病院」市民集会があって
議会が新病院設置を阻んでいるとして、怒りの声が
上がった。


新病院関連議案が否決されたら来年一月の市長選で
山下市長を圧勝させて議会に民意を知らしめよう!
という声があがって会場が賛同の熱気で盛り上がった。


しかし溝川氏の出現で山下票は大きく食われるであろう。
そうなったらうれしいのは誰か。
漁夫の利を得るのは樋口氏。


樋口氏の選挙体制も最近は充実してきて決起集会には
国会議員、県会議員、勿論生駒市議も加わって大いに
盛り上がったと聞く。
医師会の支援もあるので診療所に樋口氏のポスター?
や新病院反対の文書が並んで張ってあったとか・・
医師会の支援は強力である。
樋口氏支援の自治会もちらほら出てきたみたいだし、


恐るべし樋口市長候補。


一騎打ちでは現職の山下氏が強いと思っていたが
溝川氏の出現によって樋口氏に有利に状況が変化してきた。


溝川氏の公約には新病院実現と掲げてあるが、
氏の出馬によって病院建設が遠のいてしまった
という結果になりはしないかと危惧している。