議員報酬に関する意見交換会

今日は議員報酬に関する意見交換会が全議員参加の
元、開催された。
一般市民の傍聴者も多くて30名ほど来ておられた、
知っている顔も多く、削減派より削減慎重派の方が
多いように感じた。


先ず口火を切ったのが3人の子育て真っ最中の議員。
この世代は現状の報酬で無いとかなり生活苦になる
と訴えられた。

二人の子育て議員も、実際の過分所得が意外に少ない
ので驚いたという。

その他の議員の意見として、
市民からは報酬が高いという意見と
良い人材を求めるにはもっと報酬を高くしたほうが良い
という意見が寄せられている。


今の議員にふさわしいかどうかの観点で報酬を
考えるべきではない。あるべき姿の議員に必要な
報酬として考えた場合、今の報酬は多いとは思えない。


議員報酬を単純に民間企業や市職員と
比較できるものではない、社会保障の状況も違う。

議員には退職金もないし、今掛けている議員年金も
(月額9万円ほど)半分しか返ってこない。


議会や議員も市民に仕事を理解してもらう努力が
足りなかった。


といろいろの意見が出たが、現状維持かある程度の削減
はやむなしというところで、具体的数字で示したのは
二人。

私も具体的な数字を考えていたのだが
発言する事は無かった。
それは直前に大方の議員は最終的には住民投票に委ねる
考えではないかという情報が入ったから。


議会として議会の役割や議員の仕事を市民に精一杯
説明して、その上でいくつかの具体的数字を示して
最終的な判断を市民に仰ぐという。


住民投票なんて私には考えも付かなかったが、
そういう方法もいいんではないかと思う。
議会が自分で自分の報酬を決めるより、市民が決めた方
が納得されるだろう。
随分思い切った方法で、他の事例は無い。


もし大幅な削減数値を市民が望んだならそれも
受けて立つということになるので、
議会も腹をくくらねばならない。
名古屋市の様子をみると大幅な削減を市民が
選択される可能性も高い。


まだ住民投票で決めると結論が出されたわけではないが、
意外な提案であった。