特別職報酬審議会

昨日午後3時から生駒市特別職報酬等審議会が開催された。
同日の午前中は議員報酬に関する意見交換会があって、
渦中の問題であるだけに傍聴者も多く、同様のテーマの
審議会なのでこちらもさぞや傍聴者が多かろうと思って
いたのだが・・・
傍聴は市民一人と議員が5人。意外だった。


生駒市のほうも多くの傍聴者を予想していたのか、
広い会場を取っていたのだが、ガラガラの傍聴席。


私の予想としては、この審議会も削減ありきで行革委員会
の提言を大体追認する形になるのだろうなと思っていたが
そうではなかった。


先ず、生駒市の財政状況が説明された、
財政力指数や経常収支比率のあまり芳しくない数字である。
やはりコスト論で議論が進められるのかと見ていたが・・・


各委員の発言は・・・


将来的な財政状況とリンクして報酬も考えるべき。


類似団体との比較だけでは判断できない、
議会は市民の願いを実現する場であって報酬の少ない自治
に合わせても意味がないのではないか。
議会は市民を守るものという視点が大切だ。


議会は魅力的な場であるべき、議員活動どう評価して
報酬に反映していくかだ。
報酬を下げる事だけを望んでいるんじゃない。


行革委員会の提言を読んだが、議員の仕事の分析が粗い。
もっと議員活動について詳細な把握が必要。


行革委員会や見張り番、削減を求める会、議会からも
代表に来てもらって、それぞれの取組みや意見を聞いては
どうか。
 

などなど、決して削減ありきではなく議会活動や役割
を先ず詳細に分析しようという姿勢がなんだかうれしかった。


結果やっぱり削減ということになっても、この審議会の
提言なら快く思えそうだ。


心なしか傍聴していた議員の顔が皆、明るく見えた。