「竹あかり」と「脳の若返り教室」

台風が去って秋が一段と深まった、肌寒い。
台風のため環境シンポジウムは延期になったが、「竹明かりの夕べ」は予定通りの開催ができた。「竹あかり」の初日はグリーンボランティア「宝の里」の一員として3時から8時半までロウソク並べや点火作業をした。5時から点灯式が始まり尺八が演奏された、竹あかりの雰囲気とあいまって幽玄で素晴らしいものだった。参加者がそれほど多くなかったのが少々残念。

暗闇の中、ロウソクに照らされて浮かび上がる竹の芸術作品を心ゆくまで楽しませてもらった。

同日の午前中は「脳の若返り教室」の初日でサポーターとして初参加。
事前に説明や講習は受けていたが、初めてのことはやはり緊張する。
勉強ではなく脳の体操みたいなもので、簡単な読み書き、計算を早く行うことで脳が活性化する。
また、参加者とのコミュニケーションの時間もありこういったこと全てが認知症予防、脳の若返りにつながる。

その日は4名の方を担当させてもらった、元経理担当の方はあまりに計算が速く驚くほど。私の方が計算遅い。
参加動機は認知症になって家族に迷惑をかけたくないからと言う方がほとんどだった。でも皆さんしっかりされていて、そんな心配からは程遠いように思えるのだけれども・・・
でも、その心がけは立派だと思う。私の親と同じような年代の方だと特に親しみを感じる、こうやって教室に来られること自体が見上げたことだ。

この教室は参加希望者が多く、またサポーター希望者も多いと担当職員が話されていた。良い傾向だ。

実家の頑固な父にもこの「脳の若返り」訓練をためしてみたい。