「6月議会終了」

ようやく今日6月議会が終了した
今回は最初から最後まで気の抜けない議会だった


いつも自分の一般質問が済んだら、ある程度落ち着くものだが、
その後も「政治倫理条例」の提案。議会改革案の検討と、
次々と検討課題に没頭せざる終えない状態だった


改選後初の本議会だったが、
これまで以上に議論が活発になり
従来の予定時間を上回る委員会も増えた


グレードアップした議会になりつつある


新人議員も自由闊達に発言し
4年前の私が新入りだったころとは随分変わった。


あのころはどこか新人は遠慮するようなところがあり
また先輩から圧倒されるような雰囲気があったので
けっこう小さくなっていた。


昔を思えば本当に今は良くなった。


3月議会では否決された「法令順守条例」が
今回は成立した。
あんな不祥事のあとだけに、成立して本当に良かった!


残念なのは「政治倫理条例」が不成立だったこと、
公職者やその親族が、市の公共工事、納入契約、委託契約に
かかわることを禁じているのであるが、
このあたりの差しさわりが大きいのかもしれない


先進自治体では当然のこの条項も
生駒市では、こんな事件のあとでもまだ受け入れられないのだ。
継続審議となったが先延ばしするほどに
厳しさが緩和されていく可能性がある。


一方、期待が持てるのは
議会改革検討会の設置が決まり
ダイナミックな議会改革に向けて始動しだしたこと。
これまでも少しづつ、改善は進められてきたが
今度は全員参加で、ありとあらゆる方面から
議会改革に向けての取組みが始まる。


今回の不祥事から学び、災い転じて福となさなければいけない。
人も議会も自治体も、いろいろな体験を通じて成長していくんだね。