「ああ一般質問」 2

かねてからの要望事項に取り掛かりだした


社会的な支援活動をしているNPOから、
生駒市にもっと協力をしてほしいという要望である。
(協力といっても財政支援ではありません)


少ない資料でわずかながら予備知識をもって、
市役所担当者といろいろ話を一時間ほどした。


場合によっては、市議会一般質問に取り上げようと
いう意気込みだったが
説明を聞いてみると、「要望」自体を
もう少し精査しなければいけないと思った。


実際に、NPO活動を目の当たりにし、
当人から窮状を聞くとなんとかしなければと思う。


でも市役所担当者から様々な事例を聞くと、
他にももっと大変なところがあるのに、
そこだけ手厚く出来ないという事情も理解できる。


こういう時は、似たような活動をしている
他のNPOからも話を聞いた方が、
より問題点が分かりやすくなるので、
情報を他から集める必要がある。


要望する方、される方の当事者だけではなく
三者の意見も聞いた方がいいだろう。


ただ今の時点で思うに9月議会の一般質問には、
どうも取り上げれそうも無い。
(質問候補ひとつボツになった)


市民からの市への要望は、お金のかかることも多い
なんとか、要望に答えたいと思っても
限りある市の財政では、緊急度や必要度の高いものからと
取捨選択せざるを得ない。


ところがその緊急度や必要度も人によって
受け取り方が違うので、
要望が叶えられないと、批判や不満のタネとなる。


何が正解で将来にとって必要か?、
将来の世代も含めて何が最大公約数の幸せになるのか?
本当に判断が難しいことも多い。


適切な判断力や高い見識を養うには、
幅広い知識や、直観力、真っ直ぐな心が必要だと思うが、
それがまた難しく、あーどうしよう、
どうしようと迷いながらどんどん、日が過ぎていく。


そして一般質問はだんだん近づいてくるのだ。