「ああ一般質問」

八月も半ば過ぎ、九月議会に向けて動き出す。


毎回頭を悩ます一般質問も早々とテーマを決め、
事前通告(前もって質問の概要を提出すること)を済ませた。


あまりに早いので、他の議員からブーイングが出るかもしれないが
規則での決まりは無いので、問題にはならない。
(でも、少し気にしてます。)


何故こんなに早いかというと、他の議員と重複する恐れがあるからだ。
別に重複しても構わないのだが、後の人は前の質問を避けるようにするので、
思いどうりにいえない難しさがある。


学童保育」は今人気のテーマなので
いち早くキープしてしまった。


それで今は案外落ち着いた精神状態ではあるが
一般質問のトップバッターなので、
それはそれでドキドキするのじゃなかろうか・・


実態把握のために昨日から市内の学童巡りを始めた


去年も丁度今頃、学童保育を見学して回ったので
2回目となると、場所も分かっているし、指導員さんの中にも
覚えていてくださる方もいて、随分やりやすくなった。


以前、学童保育の懇談会に参加して学んだが
学童保育の現場に行って指導員さんと話しをし
子ども達の様子を見ると、さらに見えてくるものがある、
指導員さんたちは忙しいので、20分ほどで退散するが、
それでも得るところは大きい。


去年と比べて正規職員が増えてゆとりが出来たというところもあれば、
延長保育で負担が増えたというところ、
前から過密なのに更に増えて過密になったというところ
障害児童の受け入れ体制を配慮して欲しいというところ等


市内12箇所もあれば本当にそれぞれ事情が変わる、
全ての解決にはなかなか及ばないが
一番大変なところ、それほど財政負担が大きくないところから
じょじょに始めていって、全体のレベルアップにつなげていければと思う。


学童保育は今や家庭に次ぐ第二の生活の場になっているので
「質」の高さの保証も必要だ。


ある指導員さんのいった言葉が心に残る
「子ども達は淋しいのです・・・」


やむにやまれぬ事情で学童保育を利用せざるを得ないとは思うが
親子がともに過ごす時期そう長くは無いので
今、子どもと共に在る時間はかけがいの無い時だと思って大切にして、
愛する思いを言葉で子どもに伝えてほしい。