「ああ、アホらし怪文書」

怪文書が送られてきた、
なかなか丁重な文面ではある。
登場人物は市長、市職員、市民。
いかにも見てきたような事が書かれている、


選挙前になるとこの手の文書が横行するが、
なんで今頃か、9月市役所人事をねらっての事か。


議員になってから、怪文書に接することがたびたびある、
こうやって自分は影に隠れて、誹謗中傷するとは卑怯な。


とてもじゃないが、まともに読む気がしない。
本当に伝える気があるなら、住所、氏名、電話番号を明らかにせよ。


全ての議員、自治会長に郵送しているらしい、
切手代が一万円ほどもかかるのに、ご苦労な事だ。


この怪文書を手にして、わが意を得たりとばかり、
ひけらかす御仁も出てくると思うが、


更にアホらしさの上塗りだ。


怪文書で世論が誘導されるのなら、
こんな情けないことは無い。


私にも批判が寄せられる事があるが、
そういうのは大抵、匿名だ。


住所、氏名、電話が明記されていないと、
ほとんど流し読みで終わり。


陰湿な怪文書は、いつまでも絶える事無く
本当にこの世はいろいろな人で構成されているなァと
妙に感心してしまう。