「市議会一日目終了」

やっと一般質問が終わった。
やれやれと開放された気分で、市議会一日目を振り返る。


やはり一番の懸案は副市長人事、
結果は僅差で否決されてしまった。


山下市政がスタートして一年半、
副市長(助役)無しでずっと一人で、やってこられた。


法曹界からいきなり政治の世界に転身して、
しかも、当初から議会との確執で市政運営に難儀し
新病院建設問題、高山第2工区問題と大きな山をかかえ孤軍奮闘。


市議会も早く市長をサポートする副市長を望んでいたはずなのだが・・・


実は6月議会でも、内々に副市長人事が提案されていたが、
その時は副市長候補が生駒市外在住ということで、
過半数の議員の賛同が得られなかった。


その後副市長候補は生駒市内に家族とともに転入して、
条件を整え、9月議会の人事提案に備えたが、
過半数の議員が今度は別の理由で反対に回った。


前回の条件をクリアーしても、また新たな反対理由が付け加わる。


今度の反対理由が全員協議会などの公の場で語られることはなかったが、
怪文書」の中身が反対理由の一端を表している。
今頃、「怪文書」の発信者はほくそ笑んでいることだろう。


怪文書」は選挙の時はよく暗躍するが、
幾分かの事実は織り交ぜるので、
いかにももっともらしく見えて始末が悪い。


怪文書」に一部情報提供した人物名は知れるところとなってしまった。
なんとも後味の悪いところである。


私自身にも反省点がある、伝聞情報だけで、
軽率にも今回の副市長人事に消極的な判断をしていた時があった。


その後、私の特に信頼する幹部級の市役所職員数名から直接事情を聞き、
伝聞情報の危うさがわかった。


そして山下市長自身が、この副市長人事に消極的である、
ということも全くのデマだと分かって、
惑わされた自分のふがいなさに、自分が腹立たしい。


反対議員からはもっと時間をかける必要があるという意見がでているが、
もう、山下市政は2年目に向かおうというのに、
この先どれだけ時間をかけよというのだろうか。