「9月議会一日目ーその2」

一般質問は持ち時間30分。
そんなに、しゃべった覚えがないのに
時間がどんどん過ぎていき、あせった。


学童保育」だけでも質問項目が多いのに
「携帯電話中継基地局」まで加わって、
ホントに時間が無く、質問が詰め切れなかったところがあった。


ちょっと質問項目が多すぎたね・・・


「中継基地局」は現に今問題が発生しているので
あわてて取上げざる得なかった。


早急な行政の対応を求めるつもりで、かなり準備にも力が入っていたが、
議会2日前に急転直下、業者が基地局撤去を申し出て、
あっという間に解決してしまった。やれやれ・・・


地元住民や自治会が業者に説明会を求めたところ、
説明会を開くぐらいなら、撤去したほうがいい、ということらしい。


一難さって良かった、と言うわけでもない。
業者は中継基地局設置を断念したのではなく、
「別の場所(おそらく同地区の人目につかないところであろう)に建てますから!」
と言ったそうな。


要望書を出したり、総務省にかけあったり、啓発チラシを作ったり、勉強会をしたりと、
地元の人は大変な尽力をして、ようやく解決にこぎつけて撤去できたのであるが、
業者のこの言葉には、なにかむなしい風が吹く。


この地区で基地局設置問題が起こったのはこれで4回目らしい、
そのたびに、地域住民は大変な苦労をして撤去運動を展開してきた。


もう行政もそろそろ、指導や規制に乗り出す時期である。


なんていうことをくどくど、ねちねち、あせりながら質問したら
部長の回答が「検討します。」


検討します、と言ったからには本当に検討してもらいますよ!


とまたねちねち念押しして、質問を終えた。


休憩時間にまた担当部長のところに走って行って、また、しつこく言う。
はたと部長の手元をみたら、電磁波に関する資料がびっしり揃えてあった。


この短期間に、ほかの質問の準備もあっただろうに、
よくここまで調べ勉強しはったなあ、と感服いたしました。


「電磁波」については、高周波検知器具を購入して実地調査をしなければ、
と今は思っている。


介護施設や病院、学校のそばに基地局が無いか、気になる。