「日本社会で一番底辺にいる人は・・・」
社会的な扶助を受けることなく、
地の底を這いずり回るがごとく気の毒な暮らしをしている人は
ホームレスと呼ばれる人々、
住所を持たないので、生活保護の申請をすることも出来ない。
そのような人々に住む場所を見つけて住所を確定し
生活保護等の社会的援助を受けられるようお世話するNPOがある。
書類申請や通院(劣悪な環境から病弱な人が多い)の補助、
生活面の介助など、お世話は多方面に渡る。
ボランティア活動ではないので、支給された生活保護費から
お世話する対価は受け取る。
とはいうものの、なかなか誰にでも出来る仕事ではない。
生活保護費の負担は当該自治体にも掛かってくる、
生活保護費を申請するために転入して来た人々に支払われる。
元々の市民でもなかった人たちではあるが、
社会のセイフティネットとして、
どこかで手を差し伸べることは必要であろう。
本来は公がすべきことを、行き届かないのでNPOが行う、
尊いことではないかと思うのだが、先日のテレビで放映されていたように
お世話する対価以上の金額を取り出すと
それは「闇のビジネス」になってしまう。
世話人が受け取る対価の多少によって、
意味合いが変わってくるこの微妙さ。
とりあえず、路上生活から生活保護で人間らしい生活を享受することが優先。
人を助けることは大切。
でも、大挙して生活保護移住者が移りすんできたら・・・・
やはり暖かく受け入れていくしかないのです。