トーク&ライブひだまり2007

コミュニティセンターで精神障害者施設後援会主催の
マリンバ演奏と障害者の体験発表があった。


私はそれまで聞いたことのなかった松本真理子さんによる
マリンバの演奏にすっかり魅了された。


素晴らしい演奏、マリンバがこんなに複雑で微妙な音色を
奏でるとは・・・そして奏者も二人になったり三人になったり
ピアノやドラム、トランペットも組み合わせたりして
変化と躍動に富んだハーモニーだった。


また鉄琴で演奏されたオルゴールという曲は、
しっとりと夜空に星がきらめくイメージ。


ウェストサイドストーリーの曲ではそれぞれの映画のシーンが
マリンバで鮮明に表現されていてとても楽しかった。


ハチャトリアンの「剣の舞」は、もう圧巻。
マリンバの醍醐味を堪能した。


松本真理子さんはまた歌もお上手で、「翼をください
千の風になって」は会場も一緒になって歌って、
すっかり感動で盛りあがった。
感動マニアの私はまたもや「千の風になって」で涙。
いい時間を過ごさせてもらった。


松本真理子さんは素晴らしく素敵ですっかりフアンになった。


精神障害について私はまだ理解が足りなく、
今日参加したのも、何か理解の一つにでもなればと思ったが。
体験談だけではなかなか分からない。
偶然、精神障害支援にかかわっていた知り合いがいたので
話を聞くことができた。
知人によれば、身体障害よりも精神障害の方が
ある意味大変なのだという。
薬が手放せなく、薬の副作用もあって
なかなか通常の生活が送れないという。
そして、しばしば自殺という破壊的行為に至るという。


精神的にゆき詰まって、そこまで病的な状態に陥る過程が
なかなかわかりずらい。


どんな人でも受け入れられ、安心して生きていける社会、
寛容さと包容力に満ちた社会でないと障害を持った人たちは
暮らしていけない。


障害をもった人が安心して暮らせる社会は、
全ての人にとっても望ましい社会。
生駒市で実現したい。と
挨拶に立った山下市長もそんなことを言っていた。