電磁波について

日本でもやっと電磁波規制値を決める動きが出てきた。
WHOの環境保険基準では3〜4ミリガウスで、
小児白血病発症リスクが約2倍になるという
疫学調査の結果を支持している。
ところが日本では1000ミリガウスにしようとしているそうだ。
なんと300倍以上の甘い規制値。
こんな緩い規制値で、国民の健康が守られるのか。


国民の命と健康より経済優先、家電業界や通信業界優先。
もう、がっかりしてしまう。


30からの電磁波に取り組む市民団体が結集して、
電磁波予防対策や少なくとも4ミリガウス法規制を求めて
100万人署名を開始した。
私もガウスネットの友人を通じて署名集めに協力している。


昨日ミニ集会で集まった奥様方に署名協力を求める為
電磁波測定器を持参して、
集会所宅の低周波測定をしながら説明した。
電気毛布の質問が出たので、
長時間体に密着して電磁波にさらされる事になる電気毛布は
一番避けてほしい家電製品であることを説明した。
このお宅は家電品の近くは別として、
普通の状態では1ミリガウス以下であったので安心した。


次に高周波を別の機械で測定した。
もしもの場合に備えて、家人に隠れて密かに・・・
ところが低周波は安全圏内なのに、
高周波がものすごく高くて絶句。
付近に中継基地局があるのか、
それとも生駒山からの電波が直撃していそうな気もする。


私の家は高台にあるが少し周囲からくぼんだ場所にあるので
携帯電話もかかりにくいし、テレビ映りも悪いので高周波の値は
とても低い、全く安全圏内である。


高い高周波測定値を家人にも誰にも告げず
黙って測定器をしまった。
告げたところで、引っ越すわけにもいかないし(持ち家)
木造住宅であるので対策のたてようがない。
(鉄筋コンクリートのマンションであれば
窓に電磁波を防ぐカーテンをすれば高周波はカットできるが。)
かえって不安になって気に病めば体に悪い、
確かに家人は体調不良であったが
薬で何とか抑えられているので元気ではある。
家人が電磁波公害を気にして自ら測定を望まれたならともかく、
勝手に測定してしかも対策の立てようがないとしたら、
言わないほうが良かったのではないか思った。


結局、低周波の測定だけを皆に見てもらい署名を多数頂いた。