驚いたことーイラク自衛隊派遣についてー

リチャード・コシミズのブログを見ていると、
本当に驚かされることが多い。
驚愕の真実ともいえるのかもしれないが、
昨日のブログに紹介されていた記事で、
衆議院議員の質問に対する答弁書によると、
イラクに派遣された隊員のうち、
在職中に死亡した隊員は35名であり、
自殺が16名、病死7名、事故または原因不明が12名。
退職後の自殺や精神疾患については把握していないという。


私も含めて多分多くの人はイラク派遣の自衛隊
犠牲者は一人も出ていないと思っていたのではないか
このような数の結果報告だけで済まされるものだろうか。


自殺が16名というのも驚きであるが、
原因不明という死因は一体何を意味するものであろう。
本当に調査されていないのか、
調査結果を公表していない(出来ない)だけなのか、
小泉さんはどのような指示対応をしていたのだろうか、
さらなる究明を期待したい。


そして退職後の隊員の健康状態や精神状態も
追跡調査する必要があるのはないか。


かつての湾岸戦争に従事した米兵では
退役後に精神疾患や自殺、健康障害、
生まれた子どもたちの先天的障害例が多数確認されている。
戦場が劣化ウラン等による放射能や化学物質で汚染され
兵士たちも被曝していることは容易に想像できる。
戦争が終わっても現地にいた人々は後遺症に苦しむ。


イラクに派遣されていた自衛隊員の方々は大丈夫なのか。