12月議会

12月議会も今日で四つの常任委員会が終わり
終盤に向かう。あとは議会改革検討会と大きな山、
新病院設置特別委員会だ。
今度は今までになく具体的な議論になると思う。
私はそれまでに出来るだけ徳州会について、
いろいろな人から情報を集めておこう。


さて一般質問は二つのテーマを取上げた、
学童保育について」は9月議会の市の答弁を受けて、
来年度から始まる大規模学童の分割計画について聞いた。
20年度分割は、俵口・壱分学童保育
俵口は既存の施設の横の運動場に建設を予定。
夏休みを建設期間に当てているが、
工期が学校開設日にも及ぶので
担当者は苦慮しているという。


壱分学童保育は新設したばかりで、旧の施設が残っており
そこを利用すれば解決。


21年度分割は生駒・東・南・生駒台学童保育
こちらはどこも場所の確保に苦慮している。


最大規模の生駒学童保育が後回しになったのは、
現在行われている小学校の耐震工事の為、
東は土地の確保に手間取った。
大規模化の深刻な生駒、東が後回しになったのは
仕方が無いとはいえ、残念である。


あと大規模化予備軍として桜ヶ丘学童が控えているが、
ここも70名をこえれば当然対象になる。


正規指導員一人当たりの児童数の格差についても聞く。
少ないところでは10名、多いところで29名。
その差19名。これでは指導員の負担量に
差がありすぎるのではないかと思い質問する。
29名の学童保育の指導員は、持ち帰り仕事は当たり前
仕事が忙しすぎて、子どもへの注意力が散漫になることを
恐れている状態であった。
加配で補助する指導員はいるものの、
なかなか正規指導員並みの役割を課するのは難しい。
大規模学童保育である生駒・東に正規指導員を一人づつ
増やすと、格差がだいぶ縮まるのである。
いずれ分割となれば間違いなく
正規指導員を増員せねばならないので、
前倒しで増員を求めたがダメなようだ。


二つの学童の指導員には本当に大変だと思うが、
あと2年この体制で頑張ってもらうほかない。


学童保育に通う子どもたちは学校よりも長い時間、
長い日数を学童で過ごす、学童は第2の生活の場であり
指導員はお父さん、お母さんがわりでもある。
指導員の持ち味が学童保育の雰囲気を作る、
指導員が余裕をもった気持ちで
子どもに接することが出来るような環境が大切。