地球温暖化

昨日のテレビ番組「地球危機2008」
午後7時から11時迄の長時間番組であったが、
全く目が離せず、最後まで食い入るように見た。


世界各地の温暖化の現状があます所なく映し出されていた。
海水の熱膨張、氷河の融解、南極氷の融解等により海面上昇。
イタリアのサンマルコ広場が満潮時に水浸し。
バングラディッシュでは海岸線が一年に50メートル後退。
パプアニューギニア諸島が水没危機。
ヒマラヤでは氷河が溶けて氷河湖出現、決壊して大洪水。
北極氷の大幅な減少。


日本では東京湾に熱帯魚とさんご礁、鹿児島で11月にスイカ
宇和島で紅葉とひまわり、千葉で10月桜開花、
福岡の養殖牡蠣7割死滅。


大竜巻や巨大台風、旱魃、砂漠化・・・
もう狂ったような気候異変だ。
人類の二酸化炭素輩出や森林伐採
加速度的に事態は深刻化していく。


去年夏日本の最高気温は40.9度。
今年の夏はさらに更新されていくのか、
人間はどこまで暑さに耐えうるのだろうか。


これだけの気候異変となればやはり気になるのが食料。
先進国最低ランク自給率の日本。
農業保護育成政策を早急にとらなければならない。
幸いにも日本人には米がある、輸入が途絶えても
玄米と野菜、海産物があればなんとか健康は保てる。
飼料が輸入できなくなると
肉や乳製品はほとんど食べれなくなるだろう。
昔の伝統的な日本食に戻る
かえって健康的になるかもしれない。



食糧輸入が途絶えた場合の想定と対策が現実味を帯びてくる。