電子投票

今日は本当に寒い日だった。
温暖化だとはいえ、やっぱり冬は寒い!
また頭痛と寒気で体調がおかしくなってきたので、
早めに風邪薬で対処した。
来週は極寒の北海道に視察に行くというのに、
これしきの寒さで弱っていてどうするのだ、
体中にカイロを張りまくって行くどー。


さて、1月15日の毎日新聞記事に嬉しい発見があった。
国政選挙にも電子投票を導入できる公選法特例法改正案が、
今国会での成立が見送られ、継続審議となったのだ。
民主党電子投票推進を基本政策に掲げており、
すんなり審議が進むと思っていただけに、安堵した。
参議院議員中村哲治氏の鋭い指摘があればこそ。
てっちゃん有難う!


電子投票には、・開票時間の短縮・人件費削減・
・障害者も代筆なしで投票可能・疑問票や無効票がでない
等のメリットがある。
しかし、選挙に一番肝心な
「選挙の公正」が保障されない恐れがある。
集計の操作や機器のトラブル発生の可能性があるのだ。


現に日本の自治体で16回電子投票が行われたが、
内9回トラブル発生。半分以上の失態だ。


電子投票の不正疑惑で思い出すのが、
アメリカの大統領選挙。
タッチパネル式投票機の普及が4割の米で、
ケリーとの選挙でブッシュに有利に
投票機が操作されたのではないかという疑惑がある。


こんな公正性が保障されない電子投票
国政選挙に取り入れるなどとは、もってのほかである。


技術が進んで、投票者が自分の投票を確認できるとか、
投票記録が紙に印字されるとか、
再集計も手作業で出来るとか、
要するに集計が操作されない技術が確立するまで、
電子投票は採用されるべきではない。


中村哲治さん良く頑張ってくれましたね、有難う!