幸塾と環境シンポジウム

いやー寒い!本当に寒い!昨夜雪が降った。
寒くて寒くてなかなか寝付けなかった。
奈良でこれだから、氷点下の北海道は寒かろうなー
あさってからの視察大丈夫だろうか、無事に生還できるか。


さて土日と二日間けっこう盛りだくさんであった。
土曜日は京都の国際会館で幸塾10周年全国大会があった。
幸塾は船井幸雄氏の主催で以前から興味はあったが、
今まで一度も行った事がなかった。
船井幸雄さんは10年以上前に知っていて、
彼の本は何十冊と読んだ、
当時随分感銘を受けて夢中になったが、
ここのところはたまにしか読んでいなかった。
一度も本人のお目にかかったことがなかったので、
是非とも船井先生にお会いしたかったのに、
体調を崩されて今回の幸塾は欠席。残念。


代わりに親戚の佐藤氏が船井氏の思いを伝えて下さった。
・2008年は常識的には激動期であり悪くなるが、
 本質的なことに目覚めた日本人によって良くなる。
 「日月神示」の指すミロクの世にもなろうが、
 日本が良くならんと世界も良くならん。
・資本主義が崩れてきた。競争から共生。
 搾取から共助。へと変わり他者の幸せを喜べる社会に。
・2007年は悪事が表に出た。優位の波動は劣位の波動を
 コントロールする。
 良くない思いは実現しにくくなっていく。
・今は自然の流れに任せた生き方がいい、
 目の前の事に一生懸命取り組んで、
 世のため人のために尽くす生き方をすればいい。
・2012年は大きなことが起こるが、
 自然には秩序維持と秩序形成機能があり、
 人の思いがそこに大きく作用する、
 目の前のことを否定せずプラス発想で素直にうけとる。
・全て自分次第、感謝するか恨むか受け取り方次第で決まる。
・分かるということはそれまで知らなかった過去との決別、
 分かるは行動で表現すること。
・無駄・無理はダメ。ロハスな生活が大事。などなど、
船井さんらしいメッセージであった。


その日は夕方から関西大学校友会11支部の交流会があったので、
幸塾も途中で切り上げて難波に向かった。
EM発案者琉球大学の比嘉教授や
波動の江本氏の講演が聞けなくて勿体無かったが、
又別の機会を待つ。
大学の先輩方は女性が少ないせいもあって皆やさしい。
卒業後、関大を意識することなんてなかったのに、
校友会に入って先輩方と接する機会が増えると、
青春時代を関大で謳歌した共通意識で
なんともいえない親しみを感じる。
参加されている先輩方は皆明るくゆとりがあって
良い人生を送ってこられたのであろうと思う。
皆さん元気で長生きしてほしい。


日曜日は生駒市で環境シンポジウム。
当日スタッフとして2時間前から会場待機。
行った時は既に市役所職員の方々が
ほとんどの準備をして下さっていた。
私はスタッフのジャンパーを着ていただけで、
何もせずに知り合いと喋っていた。
久しぶりに会えた人もいて同窓会のようで、
楽しかった、早めに行って良かった。
参加者の多さに驚いた900名余りの会場が
二階の座席までビッシリ詰め込んだ。
さすが生駒市市民意識の高いことよ、と喜んだが
途中で帰るひともバラバラ出てきて
終わるころには空席も目立った
時間も2時から5時過ぎまでと長かったせいもあるけど・・・


講師は山本良一東京大学教授で「温暖化地獄」の著者。
先生の話によればもう私たちは
温暖化地獄の一丁目にきているらしい、
このまま進めば阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられる、
旱魃、水害、巨大台風・竜巻、伝染病、飢餓・・・
もう後2度上がればポイント・オブ・ノーリターン。
引き返せない、手遅れになるかもしれないという。


先ごろシベリアの永久凍土が
急速に融解していることが分かった。
凍土が融解すると牧草地の水没や道路陥没、
そして地中のメタンガスが放出されて
一層温暖化に拍車がかかる。



温暖化地獄からの脱出は可能だろうか・・・
かなり強権的な行政措置が
必要になってくるのではないか。
(たとえば自販機や深夜営業の制限等)