小麦価格高騰・新病院整備専門委員会

輸入小麦の価格が高騰している、
農林水産省は4月から輸入小麦の売り渡し価格を、
一律30パーセント値上げすると発表した。
さらに10月には20パーセント以上の
追加値上の可能性もあるという。


小麦価格高騰の原因は
・中国の需要増大
・2年続きのオーストラリア旱魃
バイオ燃料の普及で、小麦作付け面積減少
・投機の対象となっている


日本は小麦の9割を輸入に頼っているが
世界的な小麦不足からインドでは小麦輸出が禁止された。
アルゼンチンでも小麦輸出を制限しだした。


この先小麦の生産が回復する事は難しいという。
事態が深刻になってインドのように小麦輸出禁止を
やりだす国が増えたら、日本はお手上げ。
自給率40パーセントを切る日本、主要先進国最低。
政府は早急に農業振興に取り組まなければならないのに・・・
こうなったら、国民各々で自衛するしかない、
家庭菜園、クラインガルテンを始めよう。


私は学園前の実家がかなりの家庭菜園をやっていて
食べきれないほどの野菜をもらってくる、
米は石川県で農業やっている従兄弟が送ってくる分もある。
でもこうなったら自分も自ら土に親しもう、
という気になってきた。春になったら始めようかなー。



さて、昨日は新病院整備専門委員会が夜9時から開かれた。
議員も8名ほど傍聴に来ていた。終了したのは11時半。
2月20日には事前協議書を県に提出しなければならないが、
その内容とその他の資料が示された。
・病床数266。
 (従前の174床に前のブログにも書いた
  三郷北病院閉院分92床が加えられた。)
・地下一階、地上八階建て
・診療科目10(小児科・産科含む)
・開設予定平成22年10月1日
・建築費は約48億(生駒市負担、ほぼ地方債)
・土地賃貸料は約3900万円(年間、生駒市負担)
減価償却費として毎年約18000万円、徳洲会生駒市に払う。
・名称は徳洲会を使用せず、生駒市立病院?か
・医師数は27名、そこからだんだん増やして6年後には38名。
・二次救急、輪番参加


以前と大きく変わったことは病床数が増えた事だ。
174床では病院経営ギリギリの規模だと言われていたが
今回の266床であれば経営的には申し分ないであろう、
今回の経費見積もりも従前とほとんど変わりない。


ただ、市内の病院からも増床申請が出ているので
相変わらずどれだけのベッド数が新病院に与えられるのか
不透明である。
驚いたのは、この医師不足の時代に
6年後38名にするという事業計画。
そんな底力が徳洲会グループにあるというのだ。



まだまだ不確定要素があって予断を許さないが、
実現すれば駅近の立派な病院で生駒市ほど、
一次、二次、三次医療に恵まれた自治体は
少ないのではないだろうか。