食料輸入が途絶する日

昨日久しぶりに本屋に寄ったら、「夢をかなえるゾウ」が
堂々売り上げランキング一位になっていた。
やっぱりね、この本の面白さは万人に共通だ。
私もこの本を傍らにおいて、
時々ガネーシャ大阪弁を読んでは癒される。
(ガネーシャ=ゾウの顔をしたインドの神様。大食いデブ。
       厚かましくて、なぜか大阪弁
もう、ガネーシャのセリフを暗記してしまうくらい。
自分がガネーシャになってしまいそうだ。


さて昨夜テレビで世界の食料危機についての番組があった。
食料減産の理由のひとつに、地下水の枯渇がある。
アメリカのカンザス州に大穀倉地帯がある。
ここはロッキー山脈から1400年かかって流れ出た水が
地下に琵琶湖150杯分の水として溜まっている
「オガララ帯水層」がある。
広大な農業地に此の水をスプリンクラーを使って
撒きまくってきたが、どうやら地下水も枯渇し始めてきた。


アメリカに限らず世界中の大穀倉地帯はたいてい
地下の帯水層を利用しており、どこも枯渇現象が出ている。
世界中で穀物減収の傾向が強まっている。


そこで問題になるのが自給率39パーセントの日本。
もし、今食糧輸入が途絶したとしたら、
毎日の食卓がどうなるか。モデルメニューが紹介された。
一日2020カロリーをとるためには
朝 ご飯・ふかし芋・ぬかずけ
昼 ふかし芋・ジャガイモ・りんご4分の一
夜 ご飯・魚・焼き芋

たまのお楽しみメニューは
一週間に一回の牛乳・卵・肉
味噌汁は二日に一回。


識者の話によれば今から米飯と魚中心の食生活にすれば
自給率70パーセントが回復できるという、
やっぱり米の消費量をふやさないと
稲作が奨励できないのだ。やっぱり給食は米飯だ!


しかし3食毎回芋とは・・・
私も芋好きだが毎回となればちょっと つらいもんがある。
家庭菜園でもあれば野菜メニューがプラスできるな。


日本は食料自給率アップにもっと真剣に取り組まないと大変だ。