今時の若者のファッション

この週末に息子がふらりと帰ってきた。
何か変わったことが無いか、母の鋭い目がキラリと光る。
本体はいつも通りであるが、そのファッションが?


だぶだぶのデニムのサロペットにかかとの破れた黒ブーツ。
それも肩紐をかけずに両側にだらりと下げ
ズボンも下着も見えそうなほどズラしている、
とっても足が短く見えてカッコ悪い、暑苦しいブーツは
どう見ても使い込んだ長靴にしか見えない。


ズボンが下がっているよ、と注意しても一向にお構いなし、
察するにこれも今風の若者のおしゃれらしいが、
なんでわざわざ足を短く見せるのだろう、
せっかくスラリと伸びきった美しい足なのに・・・(親ばか)
私なんかいかにして短足を長く見せるか、
日夜、知恵を絞っていると言うのに、勿体無いヤツだ。
あー、いまどきの若いもんの美的感覚がわからん。


この息子とスーパーに行ったとき、知り合いに出くわしたが
むさくるしい息子と親子と思われるのに一瞬ためらい、
気づかぬふりして通り過ぎた。


うちの息子も素材はなかなかいいのだが生かしきれてない
むしろ逆効果を狙っているのかもしれない。
もう少しスカッとできないものか。


さて少し古い話になるが5月臨時議会では
議長、副議長、常任委員会や特別委員会の正副委員長が決まる。
議長、副議長は前年度と同じ、後は入れ替わりがあった、
私は前年度は新病院設置特別委員会の委員長であったが、
今年度は役職なしである。


新病院設置特別委員会の委員には医師の議員も所属していて、
昨年も私とその医師議員の二人が委員長に推薦されたが
その時は医師議員が自ら辞退されたので、
私が委員長になった。


今年も私と医師議員の二人の名前が委員長に上げられた、
私は今年こそ具体的な病院建設に話が進む予定なので、
専門家の医師議員のほうが委員長にふさわしいと思い
私が医師議員を委員長に推薦した、
そして今回は彼女も辞退しなかった。


そのあとで、私を委員長に推薦してくださった方がいて
どちらにするか多数決をとった結果同数であったので、
くじで決めた所、医師議員に決まった。


最終的にはくじで決まったので、これが天意だったと思う。
ただ、他者を推薦した私であるのにもかかわらず、
私を推薦してくださった議員には申し訳なく
そしてありがたかったので、今日お礼とお詫びを伝えて
心からスッキリした。
これからは一委員として新病院設置特別委員会に臨む。