うーんほんまやろかシリーズ3

8月8日8時に北京オリンピックが開会される。
8ばかり並んでいるのは中国では8が
縁起が良いとされているから。
開催まであと10日余り、
果たして無事に開催にたどり着けるのか
また、とどこおりなく閉会を迎えることが出来るのか。


つい先ごろも連続バス爆破事件が発生し、
テロ組織の犯行声明が出された。


中国では年々暴動件数が増加しており、
2005年で8万件近くの暴動が発生している。


2005年以降はあまりに件数が多すぎるせいか、
中国政府は年間暴動件数を一切公表しなくなった。


北京五輪を前に中国各地で住民暴動が多発し、
社会不安が増大する。
この背景には地元当局の職権乱用や腐敗、
都市・農村間の生活格差拡大などがある。


世界の注目が集まるこの時期に、
一気に民衆の不満が爆発しそうな勢いだ。


暴動もさることながら、
ヨットレース会場予定地の青島市で、
謎の伝染病が発生している。
7月に入ってから同市で原因不明の疫病が発生し
7月15日の時点で感染者数16万人、
死亡者1251人に達したというのだ。
その後この情報は最高機密として伏されることになった。


当局はこの病気についてはインフルエンザだと発表している。
患者に共通の症状は激しい頭痛、嘔吐、高熱、
肝臓・腎臓・呼吸器の機能障害の併発。
高齢者と児童は病状がより激しい。


この青島市のヨットレース会場では大量の緑藻(あおさ)が発生し、
この撤去作業に軍隊や軍艦まで出動した。


中国政府当局は7月14日五輪大会のセーリング会場となる
青島市の沿岸地域を突如閉鎖した。


最高機密にされた感染症、突如閉鎖されたヨット会場、
各地で多発する暴動。


北京オリンピックは無事に開催まで漕ぎ着けられるのだろうか。