環境基本計画中間案発表会

今日午後1時半から4時半まで北のコミセンで
生駒市環境基本計画策定委員会(約30名)による
環境基本計画中間案発表会があった。
今日が3回目で最後の発表会、
なんとしてもこれには参加せねばと思っていた。


雨にもかかわらず、50名程の参加者があったように思う。
策定委員会は公募市民と事業者・環境課の職員で構成されていて、
公募市民の中には知った顔も多く少々驚いた。


この中間発表に至るまで、40回、120時間以上もの
議論を重ねてきたと言うから、全く頭が下がる思いである。


(実は私も応募したのだが、合否の判断となる作文がどうも
お粗末だったのらしく、落選してしまったのだ。)


発表会は各テーマごとに策定委員による寸劇で行われ、
予想だにしていなかった意表をつく構成で、
十分笑わせてもらった。
山下市長まで太陽の役で登場し、さすが市長ともなれば
なんでもこなす度量があると、恐れ入った。


学芸会のような寸劇で、演じる方も見ているほうも童心に返って
楽しむ・・・いい光景じゃないか!
元々皆、子どもだったもの、
閉じ込めてきた子どもの心を開放してはしゃぐ事は良い事だ。


舞台のほうは軽やかなノリだったが、
出来上がってきた中間案はもうこれ以上は出来ないというくらい
詳細に検討が重ねられ、いろいろのビジョンが盛り込まれていた。
なかにはいづれ議会で一般質問として取上げようと思っていた
ものもいくつかあって、先を越されたかという気がした。


こうして、考え深い市民が市政にどんどん参加して
行政や事業者まで協力しあって町づくりに影響力を発揮しだしてくると、
なんだか議員もそう必要ではなくなってくるんかな、と感じる。


昔は議員が市民と行政のパイプ役だったが、
今は市民が市政参加する機会がぐーんと増えたし、
行政も直接市民の声を聞こうとする姿勢が強い。


それに仕事に忙しかったお父さんたちが退職して
生駒市政に関心を持ち始め、
知恵と経験と、豊富な時間、まだまだ若い体力を
もって地元に貢献しようという人たちが増えてくると、
議員まかせではなく、自分達で動こうかということになってきて、
だんだん議員存在も昔からみれば薄くなってくるのではないか。


それでなくても影の薄い私、
消えてしまわんように・・・