北大和自治会20周年記念行事にて
自治会単位でこのような式典を行うのを、初めて聞いた。
珍しいケースではないのかな。
常日ごろの活発な自治会活動の賜物ではないか、
新興住宅街は押しなべてどこも自治会活動が盛んで、
新旧入り混じった所はどうも今ひとつ
自治会活動が盛り上がらないような気がする。
自治会館は参加者で一杯だった、
来賓として山下市長や井上議長、粒谷県議が招かれていた。
私は全然お呼びがかかっていないが、
式典に会わせて行われる講演に、
大先輩の関西大学校友会会長の弁護士先生が講演されるので、
これはなにがなんでも拝聴せねばとはせ参じた。
この大先生は一見、鬼瓦のような顔して言葉も険しいので
私も初めのころはかなりビビッたが、
実はとても優しい気配りの人であることが、まもなく分かった。
私の知る限りではこれほど一見した印象と中身に差がある人は
この先生が一番である。
ひとは見かけだけでは分からないものである。
噛めば噛むほど味のある人とはこの先生のことである。
会場で先生のところに挨拶に駆け寄ったら
「あんた、北大和の住民と違うやろ!」といつものコワイ顔で
ビシッときた。
「はい。私はもぐりでーす。」とこちらも慣れたものである。
先生の挨拶はこれまで何度も聞いたが、講演を聞くのは初めてで
言葉が険しいだけに、ちょっと心配もしたが、
意外にも会場の笑いを何度も取る話術のうまさで
やはりスゴイ人だと思う。
関西大学の良き先輩の代表である。