里山間伐作業

今日棚田クラブ作業日、初めて山の間伐作業を行う。
私以外は皆男性、年長者ばかり。
間伐の説明を聞いて、保険の手続きの為の署名をし、
ヘルメットを着用して、長靴を履き、
のこぎりとカマを持って神田川に沿って山に入る。


川沿いの急斜面の細い木を間伐していく。


当初は私に出来るだろうか、皆の足でまといになって
迷惑かけるんじゃなかろうか、とか色々心配したけど、
丁寧に指導してくださるし、マイペースで出来るので
不安は無くなった。


急斜面の間伐は、体を支えてくれる木にしっかりつかまれば
かなり足場の悪い所でものこぎりで切り倒す事ができる、
注意しなくてはいけないのは
帰り道の支えになる木まで間伐してしまうと、
移動が大変な事になってしまう。


実際の作業をして分かった事は、木を切り倒してそのあと、
切った木を運び出してまとめる作業に時間がかかる事だ。


まとめやすいように、間伐した木を
さらに切っていかなくてはならない。


間伐をしたあとは風通しが良くなって木漏れ日がさしてくる。


けっこう体力がいるし、危険と言えば危険な面もある、
斜面をすべり落ちたり、切り倒した木が上から降ってきたりとか・・・


でも、何が楽しいのか自分でもよく分からないが
けっこう面白いんだ。


山の中に入って樹木や土や川にふれること、
木々を吹き抜ける風を感じること・・・


取り立てて言うほどのことも無いようなことが、
楽しいと感じる。


先輩に聞けばここも人手不足ということで、
もっと棚田クラブの会員が増えればと思う。


午後の作業を私は打ち切って、障害者の福祉施設「かざぐるま」
の秋祭りに家族と行った。


沢山の人が来られて模擬店の中には売り切れているところもあった。


遊具もあり歌や踊りのイベントもあって、
楽しい雰囲気で一杯だった。


普段は施設の人間関係は限られてくるので
こういうお祭りで地域の人々と顔を合わせ、ふれあい
交流することは本当に大事な事だと思う。


「かざぐるま」で昼食をとりゆっくりコーヒーを頂きながら
この雰囲気を楽しんできた。
「かざぐるま」利用者の皆さんが輝いて見えた。