とっても気になること

2009年、正月三が日も早、過ぎた。
年賀状の答礼を書いたり、映画やお笑い番組を見たり、
初詣や実家で親戚が集まったりと、正月らしい過ごし方。


映画は私の大好きな宇宙モノで「地球が静止する日
キアヌ・りーブス主演。


私が考えていたストーリーは地球の地磁気が弱くなって、
磁場シールドが無くなり、有害な宇宙線に地球がさらされて
壊滅しかけたところ、高度な宇宙人のテクノロジー
地球を救済する映画だと勝手に想像していたのだが、
まるで違っていた。


映画のように今時、地球人に派手に危害を加えるような
エイリアンは存在しないからご安心を。(誰も心配していないか)


まあ、けっこう面白い映画だった。キアヌがステキだ。


ところで年末から今日まで、一番気にもなり心が痛むのが
イスラエルガザ地区爆撃だ。


パレスチナ人の死者442人。民間人多数。
イスラエル人の死者は確か5名ほどだったと思う。


ハマスイスラエルにロケット攻撃を繰り返すから、
空爆に踏み切ったとはいうものの、この被害の差はどうだ。


これだけの死者を出しながらさらにイスラエルは地上戦に
向かおうとしている。一時停戦する考えは今のところ全く無い。
全ての原因はハマスにあるとイスラエルは主張するが、
パレスチナの人々はイスラエルの爆撃で死傷しているのだ、
非難の矛先はハマスではなく直接手を下すイスラエルに向かう。


ヨルダン・インドネシア・イラン・アフガニスタン・トルコなどで
イスラエルを非難する大規模なデモが行われた。


イスラエルに一定の理解を示す国々も即時停戦は求めている。


半年前から今回のガザ空爆は計画されていたという。


イスラエルは無茶すんな! ハマスイスラエルにとどまらず
ここにイランやリビアなど他のイスラム圏の国々が参戦してきて
戦火が拡大したらどうするのだ、それこそ聖書にある
ハルマゲドンの戦いになってしまうではないか。


あまり評判の良くない麻生首相ではあるが、
31日にイスラエルオルメルト首相にガザ地区空爆
速やかに停止するよう求めた。


これまでならアメリカの顔色をうかがって、なかなか
こんなことは言い出せなかったと思うが、麻生氏独自の判断で
停戦を求めた態度は大変良かったと思う。


とにかく、これからは中東から目が離せない。
イスラエルは無茶すんな!