戦禍のガザ

毎朝起きてすぐチェックするのがガザ攻撃のニュース、
昨日は国連の管理するガザの三箇所の教育施設付近が爆撃され
市民や子どもなど多数の死者が出た。


ここに国連の教育施設があることはイスラエルにも事前に
通知してあった、またイスラエルも一般住民の被害を
避けるために学校など安全な施設に非難するよう
呼びかけていた、それにもかかわらずである・・


イスラエルの言い分は学校付近から迫撃砲が発射された報復という、
しかし、国連や地元住民は「学校に戦闘員などいなかったし、
校内からの反撃も無かった。」と証言している。


どんどん増える犠牲者、12月27日の空爆開始から
パレスチナ人の死者は702名、
このうち子どもは220名以上。イスラエル人の死者は10名ほど


圧倒的な戦力の差、一体どこまで犠牲者を出せば気がすむのだ。


イスラエルは7日から隔日に攻撃を3時間中断して
救援物資がガザに搬入出来るよう「人道的配慮」を示したが、
その時間以外は夜となく昼となく砲弾にさらされるわけであるから、
緊張感だけでまいってしまう。


しかも7日当日から、その3時間中断も反故にされてしまった。


エジプトがイスラエルハマスパレスチナ自治政府三者
カイロに招いて停戦の仲介に当たることになり、
停戦の可能性も期待できそうではあるが、
それまでの熾烈なイスラエルのガザ攻撃はなんとかならんか。


このたびのガザ攻撃についてイスラエル国民の
8割が支持しているという報道をみてあきれ果てていたが、
昨日、意外なことにイスラエル国内でパレスチナ人とユダヤ人が
共に手を組んで反戦を求めて決起している、ということが分かった。


1月3日に大都市テルアビブで1万5000人参加デモ、
北部の都市サクニンで10万以上参加デモが行われた。


あまり報道されていないがイスラエル国内でも政府の強攻策に
反対するイスラエル市民が沢山いるし、
市民の平和団体も多数あってアラブ人、イスラエル人が協力して
活動しているという。


イスラエル内部での平和を望む動きを知って、
なんだか救われた気分がした。


善意の人よ強くあれ!