無茶すんなやイスラエル
昨日レバノン南部からイスラエル北部にロケット弾攻撃。
この攻撃を行ったものの正体は不明だが、
イスラエルに与えた衝撃は大きい。
軍事力の観点からは圧倒的に不利なハマスを支援する
援護射撃であることには間違いないが、一体誰が・・・
レバノンにはハマスの関係組織など、
反イスラエルの諸勢力が存在する、特にその中でもヒズボラは強力で
２年前イスラエルと一ヶ月ほど激戦を展開したおり、
ヒズボラも１１００人の死者を出したものの、イスラエルに対して
４０００発ものロケット弾を打ち込み、イスラエル兵士１６０名殺害。
ハマスよりはるかに巨大な軍事力を有する。
もし、今回の攻撃がヒズボラによるものであれば
イスラエルにとって極めて憂慮すべき事態となる。
しかしヒズボラは攻撃に関与してはいないという。
今回イスラエルへの攻撃が単発的なものか、それとも
継続的で拡大されていくのか、そして一体誰の仕業なのか
こちらも目が離せない。
そして今朝のニュース、驚くことにイスラエルは
あの３時間の停戦時間中に国連の救援物資輸送車列に攻撃を行い
運転手が死亡。これにより、国連はガザでの食料配給を停止した。
もう、狂っているとしか思えないイスラエル。
８日夜やっと国連安全保障理事会が即時停戦決議を採択した。
アメリカは棄権したが、まだ拒否権を行使しなかっただけでもマシだ。
決議案には・即時停戦とガザからのイスラエル撤退
・テロ行為の非難などが盛り込まれている
安保理決議は加盟国に対して強い拘束力を持ち、
違反は制裁などの対象になる。
