国会で漢字テスト

4〜5回ほど漢字を読み間違えただけで、
漢字の読めない総理大臣麻生さんというレッテルが
張られてしまった。


テレビで何度も面白おかしく繰り返し報道されて
すっかり漢字の苦手な麻生さんの
イメージが定着してしまった。


そして参院予算委員会でも民主党の石井副代表が
首相に漢字パネル示しながら、読み方を問いただしていた。
踏襲をふしゅう、頻繁をはんざつ、未曾有をみぞゆう、
と読み間違えていた事について、
けっこうマジに批判していた。


聞いている周りの議員はというと笑いをこらえている感じ。


確かに面白いけど、予算委員会でこんな質問ができるとは
驚きだ。政治ネタのお笑いグループの「ニュースペーパー」
か「吉本」でも十分使える内容だな。


もし、私が生駒市予算委員会で山下市長に
漢字の読み方なんて質問したら委員長に大目玉をくらうだろうし、
市長だって「冗談じゃないよ!やってられないよ!」って
ブチきれるかもしれない、(勿論東大文学部出身の市長だから
漢字の読みはパーフェクトかもしれない)
他の議員からもボロカスに言われるであろう。


そんなことを思えば、国会って案外自由にモノが言えるのだな。
(そういえば未確認飛行物体ーUFOーの質問もあった。)


麻生さんのお陰で漢字本が売れに売れているらしい。


幾つかの漢字が読めないというほどのことで騒ぎすぎではないか。
ちなみに私は石井議員が示した漢字12個の内三つ読めなかった。
石井議員は漢字読みに余程自信があるのだね。