新病院事業主体「徳洲会」について

今日セイセイビルで「どうする生駒の新病院パート2」が
あって参加者は200名ほどであった。


参加している市会議員は3名ほどしか分からなかった
市職員も数名きていた。


最初に山下市長の説明があり、これまでの経緯の中でも
昨年7月からの医師会の動向の問題点と、
病院事業会計収支予測や4病院の審査結果についてを
主として話された。


収支予測では生駒市は地代と、病院建設の借金の利息分が
生駒市の負担となるが、交付金で助成されるので実質の負担は
ほとんど無いも同然である、と市長は力説された。


審査結果は小児科、産婦人科が整っている新病院の配点が
一番高いのは言うまでも無い。


医師会の動向の問題点は、時期を失した説明不足の方向転換である。


次は徳洲会関係者の話で、直接当事者の声を聞けたのが
とても良かった。
今までもやもやしていた徳洲会に対する迷いがスッキリ晴れた感じ。


議会ではネガティブな噂がまことしやかに流れているが、
そのひとつ、ひとつが打ち消されていくような気がした。


徳洲会は信用度が低いので国内で融資する金融機関はない。
 と聞かされていたが、今日の話ではメインバンクはすべて
 国内大手金融機関であった。信用度が低いというのは
 間違いだろう。


・各地で徳洲会と地元の医師会とは反目している、というのも
 開設当初は問題があったとしても、しばらくすれば
 良好な関係におさまっていくというのが現状。


徳洲会がきたことで近隣の医療機関が廃業になった
 事例は一つもない、むしろ連携で双方が
 助け合っていくようになる。


・開放病床で診療所が徳洲会病院を
 旨く利用しているところもある。


徳洲会病院の医師や看護師が特に
 酷使されているということはない、もしそうであれば
 こんなに医者や看護師が徳洲会に集まるわけがない。


・病院経営が赤字になっても、経営は徳洲会グループ全体で
 カバーできるので、病院を引き上げるというのは
 有り得ない。
 せっかく指定していただいた信義、信頼を裏切ることは
 しない。グループ66箇所の病院で経営不振の所は
 聞いた事がない。


徳洲会病院の35箇所が医師会に入っている。
 関西ではほとんどが医師会に参加している。


・医師の確保についてはグループ全体で研修医を育てている、
 今から生駒市勤務に意欲を燃やす医師もいる。
 徳洲会はグループ全体で医師を調整できるのが、
 単体病院には出来ない強みである。


・医療従事者が労働組合に参加することは自由である、
 鹿児島ではそのようなところもある、
 しかし患者に支障が出るような組合活動は認めない。


などなど、さまざまな話が徳洲会側から伝えられたが、
その力強さといおうか、迫力といおうか理念理想に裏打ちされた
自信がぐいぐい伝わってきた感がした。


市議会も心配事を直接今日のように、徳洲会にぶつけて
話を聞けばかなり印象が変わるのではないだろうか。


とにかくすごく高邁な理念を掲げて実践の努力をされていることが
よく分かった。
今まで行ったことはないが徳洲会っていい病院なんだな。