盛り上がった市政報告会

昨日の市政報告会は当初の予想では
参加者5人がいいところではないかと思っていたら、
なんと10名参加の盛況ぶりに驚いた。


2時から4時までの予定が5時までになり、
さらに場所をかえて7時近くまでの討論会。
最終まで残ったのは4名で、閉店になったので
仕方なくお開きとした。


たまにはこうやって存分に話込むというのも
なかなか楽しいものである。


話は新病院、第2工区、百条委員会、市議会の現況
新型インフルエンザと多岐に渡るが、一番盛り上がるのが
新病院設置問題で病院を望む意見が多い中、
お医者さんの参加者から医師会擁護の意見もあったりして
議論伯仲。緊張感もあったけど、まあまあいい雰囲気で
会が進行したのではないかと思う。


私は公になった情報しか知らないけど、参加者の中には
情報通や高い見識を持った方もおられて、こちらが
いろいろ勉強させてもらった。


こういう場に来られる方はしっかりした意見をもった
市政に関心の高い人が多いので、私もたじたじである。


さて新型インフルエンザについて今どうも中国がヤバイ。


香港の海岸では鳥インフルエンザに感染した家禽の死骸が
次々見つかっており、広東省の養鶏場では死んだニワトリを
検査もせずに川に捨てている事例もあるという。


一羽でも感染したら全て焼却する日本では考えられないくらい
ずさんな体制だ。


中国では今年に入って一ヶ月余りで8人が感染し5人が死亡。
感染は中国各地で発生している。
昨年が一年間で死亡者4人であることから、
今年はかなりペースが早い。


19歳で死亡した女性は発病してから2週間ほどで死亡した。


鳥から人への感染が増えるごとに、人から人に感染する
ウイルス発生の可能性が高まる。


中国ではまだまだ国民の新型インフルエンザに対する理解が
不足しているし、地方の医療体制も整っていない。
そして貧困ゆえに家禽を処分することを忌避する。


家禽が大量死しても報告もせずに食料として出荷される事は
十分考えられる。感染者数も報告に上がっている分だけで
死因が解明されずに埋葬される可能性だってある。


過去にサーズが中国で発生して8096人が感染して
774人死亡したことがあったが、当初中国政府は
これらの事実を隠蔽していた。
しかし、ある医者の内部告発によって明るみに出た。


抗インフルエンザ薬としてタミフルの備蓄が各国で
進められているが、
タミフル耐性のインフルエンザが発生している。


中国国内でどの程度拡大しているのか、
報道されている以上の感染者がいるのか明確ではないが、
とにかく、人から人感染が始まったら
各国厳戒体制に入らねばならない。