新病院設置等に関する特別委員会

今日も今日とて特別委員会。午後一時から三時まで。
傍聴者多し、昨日とは一部を除いて顔ぶれが変わっている。
医師会からも数名来られていたらしい。


私はこれでも委員の一人。


これまでの経緯の簡単な説明と、
今後は病院設置条例の承認を議会で得てから、
3月31日までに病院開設許可申請をあげるという。


奈良新聞によると昨日、県医療審議会の会長ら委員十三名が
知事に対し、生駒市立病院に210床配分する決定は、
審議会の存在そのものを否定することであり、
容認できない旨の抗議文を提出した。


対する県は医師法の規定に従った判断であり、
各委員には十分な説明をしていくという。


この抗議に終わらず、医師会からは様々な反対行動が
起こされるかもしれない不安があるので、
配分された210床は確実に保障されるのか、
念押しで確認したら、先ず大丈夫であろうという回答だった。


また、医療審議会直前に医師会が医療審議会に提出した
文書には阪奈中央病院で小児科医療を充実させる為に
奈良医大から医師を派遣する等などが記されているが、
この件に関して奈良医大が承諾した事実は無いらしい。


これはあまり裏付けのない提案文書だったのだろうか・・・


ひょっとしたら新病院に対抗する目的があったのかもしれないが、
新病院に210床配分が決まっても、この提出文書通りに
小児科医療を充実するつもりであろうか・・・



遅れに遅れた新病院設置、病床配分が決まった今
3月議会で病院設置条例を議決して開設許可申請を上げ
で病院建設に早急に取り組みたいところであるが、
他の議員から徳洲会自体に対する疑念の意見が出されて
関連資料の提出が要求された。


また開設許可申請は3月中に必ずしも出さなくても
良いのではないかという話も出てきて、
これは後日、奈良県に確認することになった。


資料を検討して疑念を払拭した上で
判断するのは確かに望ましいとは思うが、
病床配分が決まって、次は設置条例へ、という今頃になって
徳洲会の身辺調査というのもなんだか遅すぎるような気がする。


病院の運営主体が徳洲会であることはとうの昔から分かって
いたことなのに・・


まあ当初は思いもよらなかった疑念が今この段になって
にわかに湧き上がってきたっていうことかな。


後日、市から提出される徳洲会関連の資料をしっかり精査して
議会として慎重に判断いたしましょう。


そして速やかに病院設置条例が承認されて開設許可申請
至る事ができるよう願うばかりである。