高山第2工区

とうとう和歌山県新型インフルエンザ感染者が出た。
これで国内感染者数361人。


兵庫・大阪・京都・滋賀・和歌山と来て、奈良県
まだセーフ。
うーん、いつまで感染者ゼロで持ちこたえるだろうか。


なんとかこのままゼロで頑張って、新型インフル終息まで
突っ走ってくれないものか。


当初よりは対応も落ち着いては来たものの、
やはり発生となれば、あれこれ気遣いも増えるので
ウイルスの弱る夏到来が待たれる。


今日は久しぶりに高山第2工区の里山地区に行った。
参天製薬の後ろの谷あいには耕作放棄地もあるが
ところどころ畑や田んぼがあった。


一番奥の行き止まりまで行くと大きな田んぼがあって
地元農家の方が機械で田植えをしておられた。
たった一人でも田植え機を使えば
整然と素早く苗が植えつけられていく。


西畑で大勢が並んで、もたつきながら田植えをした光景とは
大違い。実にスマートだ。


しばらく見とれていたら農家の方が近くにこられたので
西畑でのアマチュア田植えの話をしたりして、
さりげなく高山開発にも触れてみた。


土地の所有者であるが未だ開発工事までは当分間があるので、
それまではこうやって田んぼや畑をしているのだという、
以前はこのあたりは全部田んぼだったが今ではこの農家だけが
農作業を続けているという。


大学の独自方式の田んぼも以前はあって、呆れるほど
手抜き方式だったがそれでもけっこうな収穫があったので
驚いたらしい。


この場所は湧き水も出るし、ヒルはいないので田んぼは
やりやすいというような話だった。


そうこうしているうちに、優しげな老婦人がこられて
とれたての玉ねぎをどっさりと持たせてくださった。
そのうえ、絹さやまで・・・


どこの誰とも分からん通りすがりの私に、こんなに親切!


それからスサノオ神社の横を通り抜けて北を走っていくと、
大きな田んぼ予定地(前、こんな風だったかな・・・)
山の中に入っていくと相変わらずの大型ゴミ不法投棄
ゴミが比較的新しく、量が増えていないところをみると
定期的に回収はしているようだ。


ゴミの谷を横目に更に奥にはいっていく、
以前あった小さな池がすっかり笹に覆われて、
あるのかないのか近づく事もできなかった。


後はいつものコースを単車で走り回したが、そんなに
以前と変わった風には見えなかった。
中村池周辺など美しいところは、変わらず美しい。


人が田んぼや畑で手を入れているところは美しいが、
放棄地は荒れ放題で、その格差も相変わらず。
里山風景は人の手が入ってこそだとつくづく思う。


5月31日に「高山開発の白紙撤回をめざす市民会議」
に初めて参加するので、
高山の様子を今日とりあえず見に行った。


市民会議での皆さんの意見を聞かせていただこう。