有村市政報告会

半年振りの市政報告会。
参加者は4〜5名と予想していたら10名も
来て下さった、本当にありがたい事である。


新会派を結成したことや、酒井市議のリコール、
議員定数削減、新病院、新型インフルエンザ、
高山第2工区開発など、多くのテーマで私見を述べたり
参加者の意見を聞いたりして
予定の2時間がすぐに過ぎてしまった。


テーマによっては準備足らずのものあり、反省。
今回の参加者も優しい方ばかりで随分救われた、
辛口の方だったら苦情が出たかもしれない。


議員定数削減については賛否両論だった。
私は4名削減を主張したものの迷いはある。


生駒市レベルの人口の自治体では法定の上限議員定数
34名で、生駒市はマイナス10名の24名。

同レベルの自治体で最も少ない議員数は
大阪府大東市の17名、議員報酬は高め。


最も多い自治体は栃木県佐野市で32名、議員報酬は少なめ。


生駒市の24名が必ずしも多いというわけではない。


定数削減が選挙に及ぼす影響として考えられるのは、
政党に属している候補者や組織力のある候補者は
ほとんど影響がないだろう。


政党にも属さず組織力も無い候補者(私のような)
や、新人候補は削減による影響は大きいと思う。


参加者から節税のために物件費のごとく議員定数削減
をするのは議会の役割軽視ではないかという意見や
議員が議員としての役割や活動をもっと市民に見せてくれたら
削減論も収まるのではないかという意見もあった。


生駒市が市民の意見を直接聞いて、政策に反映する体制が
かなり充実しているので、市民と行政のパイプ役としての
議員の役割がなくなってきたのではという意見。


議員数が減ってもそれほど議会活動に支障はないだろう、
とか、本当に意見がいろいろ出て、定数削減も必ずしも
市民に歓迎されるというわけでもないことが分かった。


でも、タウンミーティングで勇ましい削減論を聞かされると
やっぱり肩身狭く感じて、小さくなってしまう。


4名削減とまではいかなくとも、議員数削減は避けられない
(と、思う)


新病院については条例で新たに設置されることになった
「病院事業推進委員会」について懸念される事を
説明した。
参加者から、もうここまできたら少々遅れようとも
必ず病院は出来るのであるから、推進委員になった
樋口議員を信頼して励ましのエールを送ってはどうか
と言われて、そうだなーと思った。


過去のいきさつにブチブチこだわっても意味ないもの。


新型インフルエンザについては、もう感染者の全数把握は
中止されているので全体数はつかめないが7月27日付で
5000人突破(世界で10億人)と言われている。


相変わらず感染力が強く、季節問わずの流行であるが
致死率が低く季節性のインフルエンザと変わりない。
強毒性に変異する可能性も低く、50歳以上は免疫が
あるようだ。
日本では10代の感染者が4割以上。
予防のワクチンは10月ごろ1500万人分供給される。


私はワクチンの必要無し。


高山第2工区開発については資金計画の不安材料を話した。
事業費334億円を保留地処分で工面するというのが、
とても現実的とは思えないのだ。


今度の衆議院選挙の話題もでた、
一応皆さん政権交代を望んでおられるように思えたが、
だからといって民主党の評価が高いわけでも無かった
けっこう細かく民主党の政策をチェックしておられた。


そんなこんなであっという間の2時間。
来て下さった方の顔をひとりひとり思い浮かべながら
礼状でも書こうっと。(一人だけお名前分からず、
あー気がかりだ)