盆休み

お盆も終わり久しぶりに帰って来た子どもらも
それぞれの生活の場に戻ってしまった。


つかの間の賑わいは、あまりにも短い。


せっかく盆で家族が揃ったので
いつかは皆で見ようと撮っておいた、
こども達の成長記録ビデオをまとめて家族で見た。


赤ちゃんを懸命にお世話する、まだ若い母親。
なれない手つきでベビーバスで赤ちゃんのお風呂。


寝返りが出来てお座り、はいはい、つかまり立ち
やっと歩けるようになって、言葉も喋るようになる。
その時々の場面がビデオに収めてある。


子どもが何か一つでも出来るようになると、
感激して喜んだものだ・・・
今から思えば本当に子どもの幼い時が人生の華だった。
明けても子ども、暮れても子ども。
もう、子ども子どもの毎日だった・・・
夢よもう一度などと思っても叶うべくも無い。


ただ珠玉のような思い出が私の宝だ。


専業主婦で子育てにべったり時間を費やすことが出来た
幸せを、つくづく思う。
50年余りを生きてきて子育て時期が一番楽しく面白かった。


娘や息子もこのビデオをケチをつけながら見ていたが、
ちょっとは、両親に感謝の気持ちが
湧いたのではなかろうかな。
親の愛の深さが少しは伝わったかしら。


しかし其の割には、さっさと帰ってしまった、
あっさりしたものだ。


私もそうだったけど、若い時は親のことなんか
ほとんど眼中にないものだ。
私が子育て時代を懐かしむのは、
それだけ歳をとったっていうことかなー。



しかしいつまでもノスタルジーに浸っている場合ではない、
もう9月議会が間じかに迫っているのだ、
また、あれこれ悩む季節が始まった。


まだ一般質問のテーマが定まらないし、新病院も
事業推進委員会がこれから始まるという段階。
高山第2工区はこの社会情勢で最終答申が
出せるのか、とか・・・難問山積。