足湯施設請負契約に関する100条委員会

昨日、今日と盆が明けて久しぶりの議会。
政党に属している議員は選挙運動で大変な様子だ。
無党派の私は支援している立候補者はいるものの、
大した協力もせず傍観者的。


楽と言えば楽だが反面、自分の理想実現のために
懸命に選挙活動している議員が羨ましくもある。
とは言え、この炎天下を全力投球で頑張る大変さを思うと、
やっぱり無理かな・・・


さてこの二日間は
「足湯施設工事の請負契約を調査する特別委員会」
100条委員会とも言う。


これは平成17年11月〜18年2月、酒井市議が
中本市長(当時)に働きかけ、足湯施設建設を
新潟県の掘削会社に5355万円の随意契約で受注させた
見返りに、同社から400万円のわいろを
受け取ったとされる事件で、既に大阪地裁では同人に
実刑判決が下っており、本人は不服として控訴している。


この事件を100条委員会であらためて取上げるように
なったのは供述調書に別の議員の存在が
浮かびあがってきたからだったように思う。


この二日間で9人もの証人喚問を行ったが、
何しろ4年前のことであるので記憶が曖昧。
「分からない」「覚えていない」という言葉が多かった。


既に当時のマスコミでも報道されていたが、
証言の中には酒井市議との生々しいやり取りを伝える
ものもあった。
こうして、関係者から生の声で聞くとあらためて
ひどい状況であったと暗澹とした思いになる。


一番の焦点が別の議員の関与であるが、
本人や他の証人の話から察するに、私の印象としては
問題にはならないのではないかと思う。


酒井市議からの問いかけに対して
肯定的な一言を発したのであるが、不用意だとは思うが
これが請負契約を左右するほどの影響があったとは感じない。
その場にいた時間も5分と短い。


同席していた職員が威圧感を感じたともとれないし・・
其の議員がいたことさえ記憶に残っていない証人もいた。


どうだろう、他の議員はどのように感じたであろうか。