日本の食糧自給率

日中の暑さはまだ厳しいものがあるが、
朝夕はめっきり秋の気配を感じるようになってきた。
今年の梅雨は長く、やっと梅雨が明けて真夏の暑さ
が来たと思ったら、そう長くはなくて先週から早
秋の気配。日照不足で農作物の生産量に影響が出ている。


農作物の高騰対策に政府は規格外の農作物も放出するよう
関係機関に呼びかけて、市場では曲がったきゅうりや
皮が一部変色した茄子、形がいびつなトマト等が格安で
売られて消費者に好評を博している。


少しくらい、均一な形や色でなくても料理すれば
味に変わりないもの、少しでも安い方がいい。
生駒市のスーパーでもどんどん取り入れてほしいものだ。


さて一週間後に迫った衆議院選挙、
テレビでも連日選挙がらみの放映で、各党、各候補の
舌戦が繰り広げられる。
思えば麻生政権が誕生してから待ちに待った総選挙、
やっと衆議院が解散してから投票日までまた長いこと!
あと、一週間。ああ一週間。


あまり待ち焦がれると、無事に8月30日の投票日が
迎えられるのかしらと、変な心配が湧いてくる。


例えば週末に超巨大な台風が来るとか、かねてから
心配されている東海地震東南海地震がくるとか、
新型インフルエンザが強毒化して猛威を振るうとか・・
(これは、ちょっと有り得ないか)


とにかく穏やかに8月30日がきて高い投票率
選挙を終える事が出来ますように。


新政権に望むことのひとつに食料自給率の向上がある。
日本の自給率は41パーセント。
これがどれほど低い数字であるかは世界各国の自給率
を見ると・・・
米国128パーセント・フランス122パーセント
ドイツ84パーセント・英国70パーセント


今世界的に気候異変や人口の増加で食料の供給は
不安定かつ減少傾向にある、
日本の食糧は輸入頼みであるが輸出国の事情によっては
確保できなくなる懸念もある。


昨年、農林水産省が輸入が途絶して国内農地だけで
食料を供給する場合の一日の食事例を示した。


朝 ごはん茶碗一杯、じゃがいも2個、ぬかずけ少々
昼 焼き芋2本、じゃがいも1個、果物少々
夜 ごはん茶碗一杯、やきいも一本、焼き魚一切れ

あと国産野菜なんか少しはつけることも出来るんだろうか。


ぜい肉だらけの私でも、この食生活では痩せすぎて
しわだらけで老いさらばえそうだ。


日本も1965年当時は英国並みの自給率75パーセント
だった。
当時の日本人の食生活は米や芋類中心で牛・豚肉は月に
1〜3回程度。その後食生活がどんどん豊かで贅沢に
なっていったから輸入が増えた。


それと国の方針として、工業化による経済大国を目指す
ことに主眼を置きすぎて、農業にあまり力を
入れてこなかった。


食料は命そのもの、新政権には是非とも自給率の向上に
力を入れて欲しい。
私は飢え死にしたくない!(でも、もう少し痩せたい)