徳洲会を指定管理者に

衆議院選挙まで後二日、連日民主の優勢が伝えられる。
そんな中伝えられた失業率最悪5.7パーセント、
それも今後更に悪化する可能性が高いという。


失業率が高いと社会不安が増大して犯罪や自殺、心の病が
増える。
総選挙が終わったら直ちに雇用創出策に取り組んで欲しい。


早く皆を少しでも幸せにしてくれー


さて、26日の臨時議会は病院事業推進委員会委員の人選に
関するもので、指定管理者候補の徳洲会が委員として議会の
同意を得る事が出来るかどうかが焦点だった。


結果は徳洲会が委員になることについて約3分の2の議員が
反対。残念な結果となった。


この間の事情については山下市長日記や伊木議員、塩見議員
のブログに詳細に記述されている。


私も何故この後に及んで徳洲会を推進委員から排除しなければ
ならないのか理解に苦しむ。


徳洲会はまだ指定管理者候補ではあるが、法令上、規則上
 委員会に入れないという根拠はない。


・医師会からも徳洲会が推進委員になることついて、反対
 意見はなかった。


徳洲会代表の増田氏は徳洲会以前は公的な病院にも勤務され、
 地域の医師会の理事も勤められている。
 当初、地元の医師会と徳洲会は「百年戦争」と言われるくらい
 険悪な状態だったが、その後関係が改善して医師会の理事まで
 勤められるようになった。
 推進委員としてこの経験は大いに役立つ。


徳洲会に難色を示す医師会と、徳洲会が対等の立場で意見を
 戦わしながら地域の医療、新病院計画について話を進めていく
 方が建設的であり相互理解につながる。


徳洲会を推進委員とすることにどんな弊害があるのか、
納得できる説明はなかった。
まだ徳洲会が指定管理者に決定していないからという、
形式的なことを重要視している。


山下市長が懸念しているように、
単に徳洲会を推進委員から排除するだけではなく、
実は指定管理者として徳洲会を認めないのではないか。
もし、過半数の議員がそうであれば新病院など望むべくもない。


徳洲会が指定管理者だとは思っていない」と発言する議員もいて
ますます、懸念が深まる。


今日の朝日新聞で市長の記者会見記事が詳しく掲載されていた。


この9月議会で徳洲会を指定管理者とする議案を提出し、
もし、否決されれば「病院事業は凍結」する。
そして凍結した場合は
「市議選と市長選の結果でと言う事になる。」
来年一月の市長選挙で再び信を問う意欲を示した。


多分、多くの議員は否決はせずに「継続審議」に
もっていって引き伸ばすのではないかと思う。
この曖昧さで本当に判断に苦しむのだ。


徳洲会が指定管理者候補になって1年半以上、
もう反対か賛成かはっきりする時期。
もう、ここを曖昧にして病院計画は進められないだろう。


新病院には反対しないけど、徳洲会は反対というのは
徳洲会に替わる医療機関が無い以上、
新病院に反対といっているのと同じ。


この辺ははっきりしたほうがいいと思う。