宝山寺万灯会

五日間のシルバーウイークも終わり、
9月議会も残すところあと一日となった。


この五日間は野外作業が多く、
体力がしっかりついたような気がする。


昨日は生駒宝山寺万灯会(まんとうえ)の手伝い、
今年で2回目。
朝9時に集合して宝山寺の参道の両脇に
提灯とカップろうそくを並べていく。


階段を上ったり下りたり、汗びっしょり。
午前中一杯かかって分担箇所を並び終えた。


去年よりも手伝い人数が少なめ、今年の再開を
楽しみにしていた人たちが来ていなかったので、
幾分淋しい気がした。


ここの手伝いはナイヤピンギチームで若い人の
集まり、私だけが場違いに熟年。
それでも若い人に遅れをとらないように作業に励む。


午後5時に点火。日暮れと共に提灯の中で揺らめく
ろうそくの明かりが、提灯に描かれた絵や書を
暗がりのなかに浮かび上がらせて、幽玄な雰囲気を
かもしだす。


訪れた人も情緒あふれる光景にひたって楽しんでいた。


普段は人通りもあまりなく淋しい参道も、この日は
多くの人が押し寄せて賑わしく、嬉しくなってくる。


今年の人出はどうだったのだろう。
いつまでも人を惹き付け、愛される行事であってほしい。
そして宝山寺の幽玄な趣を感じて欲しい。


午後八時から消灯作業開始。
点火からたった3時間で終了してしまう、かげろうの如き
短い宴で、なんともはかない。


それから提灯等の撤収作業、また石段上ったり下りたり。
提灯の解体作業まで手伝って終了は10時過ぎ。
帰りに主催者から宝山寺味噌やしいたけと昆布の煮付け
をお土産に頂いた。


いやー、昨年は何もなかったのに今年はすごい。
今朝さっそくしいたけ昆布を頂いたが無茶苦茶
美味しかった。


数え切れないほど階段を上り下りして、
充分体力トレーニングになったが、
その晩股関節がじくじく痛み出してなかなか寝付けなかった。


やはり、まだまだ鍛えようが足りん。
(っていうか、歳かなあ)